
Wismecの2017年新作なんですが・・・なんだか色々と???なキット品でした。
提供元:VapeSourcing
ざっくりとした目次
パッケージ&付属品
今回はキット品となっていますので、本体の他にクリアロマイザーGNOME Evoとその付属品が同梱されています。なので点数が多いですが、Mod本体単品ならグッと少ないでしょうね。
SINUOUS RAVAGE230 外観
好みはあるだろうけど、全体的にまとまり感のある造形と言えるかと。あくまでも主観ですが変な派手さもなく、単純なスクエアって事もなく、握りやすさも考えて造られているのがわかります。
SINUOUS RAVAGE230 仕様
・サイズ:43.6*30.0*83.4mm
・重量:147.3g
・スレッド:510
・使用バッテリー:18650(25A以上)*2
・出力モード:VW/TC-Ni/TC-Ti/TC-SS/TCR
・ワッテージ範囲: 1-200W
・抵抗値範囲: 0.05-1.5Ω for TCモード/0.1-3.5Ω for VWモード
・温度管理範囲: 100-315°C/200-600°F (TCモード)
・最大充電流量: 2A
・最大出電流量: 50A
・電圧範囲: 0.5-9V
特別に変わった仕様もありません。
製品名がRAVAGE230であり、公式サイトのスペックでも最大230Wと記載されているのに、実際は200Wまでとなっていて、どういう事?って感じです。
バッテリーに25A以上の出力電流を要求していますが、あくまでも最大出力を用いる事を前提とした場合によるものでしょう。そこまでの出力を扱うことってのは日常使用においてはないかと思います。定番品を用いればよいかと。
SINUOUS RAVAGE230 サイズ比較
18650デュアルバッテリー仕様という事で、Wyvern235とInvokeを並べてみました。
今回のRAVAGE230は、これまで小さいと思っていたWyvernよりも更に背が低いのです。しかしながらInvokeの小ささは更に上をいく!
SINUOUS RAVAGE230 詳細
それではいつも通り外観を細かく見ていきます。
コンタクトは筐体のセンターに位置します。Invokeも同じくセンター配置でしたが流行りでしょうか?
スクリーン側上部にはエンブレムが彫られています。
反対面には機種名が。
サイドこちら側はファンクションキーとパフボタンとなっています。このファンクションキーってのが他の製品ではあまり採用されていないかも。
パフボタンは反対面と見ためは変わらないのですが、押し込めるようになっています。丁度ファンクションキーの下辺りが押し込める部分になっており、カチッカチッと良い押し心地。
スクリーンサイズは1.45と大きめで発色も良いものです。
スクリーン下部にサブボタン。その下にUSBポートが設けられています。2Aでのクイックチャージも可能なので対応機をお持ちなら手早く充電も行えるでしょう。
底面はスライドして開くリッドが採用されています。この方式はとにかくバッテリー交換が手早く行えて個人的には好きですね。
この向きでバッテリーを挿入です。蓋のほうに極性表示はされています。
画面の撮影が難しいので公式サイトのスクリーン表示例を載せておきます。
http://www.wismec.com/product/sinuous-ravage230/
SINUOUS RAVAGE230 操作説明
操作方法については取扱説明書の翻訳を載せておきます。
使用方法:
1.電源のオン/オフ:電池カバーを前方に押し2つの高率18650セルを本体に入れます。
※安全のために破れた皮膜を持つ電池を使用しないように注意してくだ
2.表示オン/オフ機能:
3.
4.マイクロUSBポート機能:USBポートは、
一般設定:
1.
デバイスがオンになったら、
2.左または右の規制ボタンを1回押して、(1)モード、(2)
3.設定が完了したら、EXITを移動するか、
補足説明:パラメータ設定:VWモードでは、
注:
3. TCITCRモードでKanthalコイルを適用すると、
クロック設定:設定クロックメニューで、
予
Timeout Duration:時間が設定されると(5秒間など)、
TCRモードについて:TCR(Temperature Coefficient of Resistance)モードでは、
注:実際のTCRを105倍したものである。TCR値の範囲は1~1000です
誤動作表示と保護:
アトマイザーなし:
アトマイザー低警告:
アトマイザー短絡保護:
温度警告:内部温度が70℃を超えると、
過熱保護:TCモードでは、
バッテリアラート:VWITCモードで、
低電圧保護:
エラーアラート:
ところどころおかしな翻訳になっているのはご了承下さい。その辺は汲み取って欲しい。
さて、表示ですがやけに時計表示に拘った感があります。RTCなんて時刻が中央に表示されるモードもあります。そんなに必要ない気もするんだけどねぇ。
本機の特色でもあるファンクションキーはメニュー内での決定キーとして使われます。また、電源On時に押すことによりステルスモードのOn/Offキーとしても機能します。
GNOME Evo 外観
光沢感の少ないマットな感じの塗装です。やけにトップキャップの厚みがあります。
GNOME Evo 仕様
・高さ:44.2mm
・径:25mm
・重量:56.8g
・リキッド保持量:2ml/4ml
リキッド保持量はTPDレギュレーションに準拠した2mlのものです。後述しますが4mlに拡張可能。
バラしてみると5ピース構成でした。標準的かな。
GNOME Evo 詳細
トップキャップをスライドするとフィルポートが露出します。
ベースへのコイルヘッドの装着はスレッドとなっています。回して装着しましょう。
コイルは2個入りでした。ただし同じモノが2個。こういったキット品は抵抗値違いを同梱することが多いのですが、本製品はまったくの同一コイルヘッドでした。
3種類のラインアップとなっているようです。付属品はWM01という事で一番フレーバー重視のものみたいです。
画像左のトップキャップのチムニー周りにシリコンパーツがハマっています。これが付いているため2mlに容量が制限されています。取り外せば4mlまで増やせますが、一度外すともう戻せないと思っておいたほうが良いくらいキツキツにハマっています。
コイルヘッドとはスレッドにより接続。チムニー内部もドーム状に絞り込まれており、濃密な風味出を期待出来ます。
エアフローコントロールは付いています。対面2箇所。滑らかな回し心地。
実際にリキッドを補充しようとして気付きましたが、ドリップチップを装着しているとスライド出来ません。
公式によるとチャイルドプルーフ仕様ということですが...かなり微妙です。ドリップチップを浮かせ気味にするとスライドしてフィルポートを露出出来るのですが、相当微妙な仕様です。
よくわからない部分
すでに書いていますが、製品名や公式サイトでは最大出力230Wなのに、実際は200Wまでという仕様。
そして付属品のこのパーツ。どうみてもドリップチップなのですが...挿せませんでした。
更に、このキット品での組み合わせ、NOアトマイザーとエラーが出ます。あのー、意味わからないんですが。。
勿論、別のアトマイザーを乗せると問題なく使用出来ますし、GNOME Evoを別のModに乗せても問題なく認識して使用出来てます。
個体差とかでコンタクトとれていないのでしょうが、最初の1台としてこのキットを買った方がいて同様の症状が出たら、どうしようもないですよね?
あんまりだと思います。
GNOME Evoの味の出方はいいですよ。風味濃厚だしAFCもちゃんと機能するし、ミスト量も多い。
最近のこのクラスのキット品のコイルヘッドは、どこのメーカーのものも非常に濃い風味を出してくれる印象です。
まとめ
というわけでよくわからない点がいくつかありました。
そもそもキット品として動作しなかった時点で「終わってる」とも言ってしまえます。
画像はNixon V1.5 RDTAを乗せてます
ただし各々の性能はとても良いものです。
総合点 |
|
||
---|---|---|---|
オススメな点 | ・まとまりの良いMod
・高性能なアトマイザー |
イマイチな点 | ・相性問題! |
たまたま私の元にきたキットの相性が悪かったのでしょうけど、このくらいの品質のバラツキはあるって事でしょうかね。
2017年12月30日追記
認識不良については、一週間ほど間を空けて装着したら正常に認識しました。うーん、釈然としないしいつ再発するか...
Mod単品で買って好きなアトマイザー乗せるのが良いのかも。
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