Bambino RDA by Wismec|Jay-boデザイン極小ドリッパーレビュー

 

Wismec版Bambinoのレビュー。

 

 

当ブログにおいて2度目のBambino。有名なModderであるJay-bo氏による傑作AttyであるBambinoは当初SmokTronicというメーカーから販売されていました。SmokTronicから製造・販売をWismecに移管し、現在に至るまでJay-bo氏とWismecの親密な関係が続いているというわけです。数多くのWismec製品に携わっているJay-bo氏ですが、Bambinoに関してもWismecに移管するにあたり一部改良を加えています。今回はその改良された、今現在入手可能なバージョンでのレビューとなります。

Bambino RDA パッケージ

 

Wismec版はしっかりとした、それでいてアクリルだから割れやすい...ケースとなっています。まぁケース自体は流用だろう。こんな極小ドリッパーにこんな厚みのあるケースは不必要だな、と思う。

 

 

 

 

Bambino RDA パッケージ

 

背面にはパーツ類が細かく記載されています。ネジは本体装着済みも含めた数量となっているから、かえってわかりづらい記載となっている。

 

 

内容物

Bambino RDA 内容物

 

内容物一覧

 

  • Bambino RDA
  • スペア:ポスト用ネジx4 / Oリングx3

 

Bambino RDA 内容物

 

ポストでは2種類のネジを使うようですね。

 

 

製品仕様

Bambino RDA 外観

 

■ Bambino RDA スペック

 

  • タイプ|RDA
  • 大きさ|Φ22x25.3mm
  • 重さ|17.5g
  • 材質|SUS / 他
  • エアフロー|サイド
  • コイル数|デュアル(シングル)
  • リキッド保持量|ー
  • ドリップチップ|無(510)
  • コンタクト|510
  • BF対応|否
  • カラーバリエーション|全1色
  • 製造国|中国

 

製品詳細

Bambino RDA 外観

 

やっぱり良いですね。この無駄の無いシェイプは、好きな人には堪らない「完成品」感に満ちています。

 

 

 

 

Bambino RDA 外観

 

トップキャップには柔らかい書体の「WISMEC」と、いつもの見慣れた「Jay-bo」ロゴが刻印されています。

 

ドリップチップ無しで完成されたシェイプだと思うBambinoですが、吸い口まで一体である為に熱の伝わりが心配になります。吸い口は510規格となっていますので場合よっては別途ドリップチップを装着したほうが良いでしょうね。あと単純に咥えた際のフィーリング的にも手持ちのお気に入りを用いてもいいでしょう。その場合、KRMA RDAのドリップチップみたいなのがバランスを崩さず似合っているように思います。

 

 

 

 

Bambino RDA 外観

 

デュアルコイル前提ですからインテークは3連が「対面」にあります。高さ方向の位置的にはスリーブの中間より「やや下側」となっていますね。旧版は「丁度中間」位置に空けられていましたので変更されています。これはデッキ側の変更に伴うものです。

 

コンタクトピンはインシュレーターごと突出しているタイプ。出代自体は充分あると言えるでしょう。

 

 

 

 

Bambino RDA 外観

 

底には製造Wismec、意匠権的なのはJay-boといった刻印。昨今のWismec&Jay-boプロダクトでは見られない気がする表記です。どっかに書いてあるのかな?

 

 

 

 

Bambino RDA 外観

 

シンプルに3ピースの構成となっています。どう見ても洗浄がラク。

 

 

 

 

Bambino RDA トップキャップ

 

吸い口まで一体となったトップキャップ。この吸い口がまた絶妙なシェイプで良いですが、さすがに熱が気になるよね。

そこは後ほど吸ってみて確認ですね。

 

 

 

 

Bambino RDA トップキャップ内部

 

内部天井もスムースにミスト排出を促すよう510サイズまで絞るように傾斜されています。

 

 

 

 

Bambino RDA スリーブ

 

スリーブはトップキャップ側のみ面が取られています。肉眼では中々に見づらいくらい細かい部分ではあります。

前述したエアホールの位置で向きを確認したほうが早いですね。

 

 

 

 

Bambino RDA デッキ

 

旧版から最も変更されたのではデッキ。まずポジティブが1ポール2ポスト化されました。

外周にあるネガティブ側のネジも留めやすいように頭の大きなものに変更。

そして旧版の実質変更不可だったエアフローコントロールは、デッキ側が凹ませてあり、端のほうにエアホールをあてがえば開度調整が可能というようになりました。

 

 

 

 

Bambino RDA デッキ

 

さすがに新版とはいえ登場してから何年もの時間が経過しているので、このポジティブポストは古さを感じます。

見るからにビルドしづらそう。なぜ2つのイモネジを仕切るように中央に壁を設けなかったのだろうか。

 

 

新旧を簡単に比較

Bambino RDA 新旧

 

右がSmokTronic製の旧版。一見では違いがわからないくらいですよね。

 

 

 

 

Bambino RDA 新旧

 

上から見ると刻印が変更されているくらいの違いですね。

外観に関しては変更の余地なしといったくらい完成されていたという事でしょうね。

 

 

 

 

Bambino RDA 新旧

 

やはりデッキは違いますね。ポスト拡大によりリキッド保持量は減っていそうです。

 

今見れば旧版の「1穴に2本のワイヤーを通す」といったところや「ポジティブポールがど真ん中なのでコイルを中央に設置しづらい」ところなど、変更されて当然といった構造だなぁ、と思います。

 

 

ビルドしてみる

Bambino RDA ビルド

 

さてさてデュアルコイル前提設計ですから今回は大人しく従ってみます。

 

どうしてもデュアルが嫌なら、シングルコイルに配慮されたエアホール構造にはなっていませんが、風味が薄くなるのを理解してシングルで運用するのも良いでしょう。

 

 

 

 

Bambino RDA ビルド

 

組み方としては中央のポジティブ側を先に固定したほうがいいですね。確実にイモネジの中央で留めるよう神経使いましょう。そのあと外周にあるネジに巻く感じで留めればいいですね。この際コイルには治具等の軸を通しておき型崩れを防ぎましょう。

 

 

 

 

Bambino RDA ビルド

 

このくらいの高さにしましたが、おそらくもう少し持ち上げたほうが風味は濃くなると思います。ただトップキャップに近くなるぶん熱の伝わりが増すでしょうから、このくらいとしておきます。

 

 

 

 

Bambino RDA ビルド

 

コットンはここから短くカットしました。これだとちょっと多すぎでしたので。全体量としてはそこまで少なくせずともいけます。

 

 

 

 

Bambino RDA ビルド

 

このように収めます。

 

・・・

 

ビルド自体は少し慣れが必要かと思いますね。あまり細いゲージだと崩れやすいので26ゲージくらいがいいかと。

ワイヤーホール自体はとても広いので、旧版のようにワイヤーが太すぎると使えないって事はないでしょう。ただしゴツいコイルだとコットン量を減らさなければならないくらいスペースに余裕は無いです。単線かナローなクラプトンが合ってるでしょうね。

 

 

MODに乗せてみる

Bambino RDA iStick Pico Bambino RDA V80 Bambino RDA T180 Bambino RDA Mini Volt

 

定番22mm径かつローハイト。小型なMODに最高のマッチングでしょう。

 

 

 

Bambino RDA Colibri

 

Colibriにも最高に似合います。実際のところデュアルコイルだと18350バッテリーに適した抵抗値にするには相当巻き数を増さないといけませんけどね。

 

 

吸ってみる

Bambino RDA

 

それじゃあ吸ってみよう!

感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪

 

 

デュアルコイルで抵抗値0.6Ωくらいなので、濃さはまったく問題なく出てくれますね。ただし昨今のシングルコイルでも濃厚風味を出せるドリッパーと比べると薄口にはなりますね。

でも充分に風味堪能可能な範囲です。

 

ドローはさすがに軽い。小径とはいえ「3穴」空けてるとスカスカですね。ちなみに「1穴」に絞って少し重めのDL(ダイレクト・ラング)といったところ。MTL(マウス・トゥ・ラング)は出来ません。

 

懸念された「吸い口の熱もち」ですが、今回のセットアップでは「生温い程度」で気になりませんでした。より抵抗値を下げた場合には熱々になる可能性は否めませんね。

気になったのはエアホールを絞った際にやや笛鳴りするところ。少しだけど。

 

 

まとめ

Bambino RDA

Wismec Bambino RDA

8/10

 

Bambino RDA のココがイケてる

 

  • 至高のシェイプ
  • 充分に濃い風味

 

 

Bambino RDA のココがイマイチ

 

  • エアフローコントロール

 

好きな人には堪らないシェイプですよね。いかにもドリッパーらしく少ないパーツ数なのも良いです。

実際には2ピースでも造れたのではないでしょうか?だけどドリップする為にあえてトップキャップを別体としているようです。スリーブは極力外さずにキャップのみを外してドリップするという構造です。

 

ビルドは決してやりづらくないですが、慣れは必要でしょうかね。ビルドの項でも書きましたが、ポジティブポストの2つのイモネジを壁で仕切っても良かったかと思います。そのほうがワイヤーも逃げないし。

旧版と比較して太いワイヤーにも対応しているのは汎用性が増した良い点と言えるかと。

 

リキッド保持量も多くは無いですが不足感はありません。ドリッパーとして充分でしょう。

 

ただ、エアフローコントロールに関しては、もう少しメリハリのあるレンジの広さ(ドローを重くしたい)を期待したのですが、調整しても基本軽めとなっています。スリーブの3連エアホールから吹き込まれたエアーがデッキ外周凹みに当たり一旦上に登ってコイルに当たる構造。デッキの凹み端のほうで開度調整可能だけど、この凹みの幅が広すぎてコイルから離れた位置、コットンがある辺りからエアーが吹き込むことになっています。なぜコイル正面で遮蔽出来るようにしなかったかは疑問ですね。

 

 

 

 

かなり長い期間販売されているBambino(Wismec公式サイトからは消滅)ですが、海外では$20以上(国内だと¥3~4,000-)と造りにしては案外高めでした。

旧版のレビュー時にも書いたけど、私は「SmokTronic版」を¥1,000-以下という安価に購入していたので、この「Wismec版」も欲しいけどちょっと高いねぇ...と見送っていました。が、少し前からFastTechが$4.5-(約¥500-)で投げ売りし始めたから入手しました。ワンコインでこの「ミニマルで味も悪くないドリッパー」が手に入るなら良いんじゃないでしょうか?

 

 

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