
最小のDRAGはポッドタイプとして登場!
VOOPOOの「DRAG Nano Pod Kit」は軽量ポータブルなポッドデバイス。
DRAGシリーズとして初めてのポッドデバイスはレジンパネルに専用チップを搭載した、これこそ正にZippoライターのようなサイズ感とシェイプとなっています。
── 提供|VapeSourcing ──
特徴
2014年:設立。
2017年:Woody Vapeを買収しGENEチップを獲得。同年にパフ押下後コイル通電0.025秒の初代DRAGを発売。
2018年:DRAG 2とビルドインバッテリータイプのDRAG miniをリリース。
2019年:今回レビューするポッドデバイスDRAG Nano Pod Kitが発売。
▼レビューしたVOOPOO製品リンク▼
- 質感の良い筐体
- 専用GENE PODチップ搭載
- 特許取得済リキッド補充方式
それではパッケージのほうから見て行きましょう!
パッケージ
いかにもポッドが収められている薄いパッケージ。
いつもながらVOOPOOはゴチャゴチャ書いてなくて見やすくて好感がもてる。
それでは内容物見ていきましょう!
内容物
■ 内容物一覧
- DRAG Nano
- Pod(1mL/1.8Ω)
- USB Cable
- Chain Necklace
- User Manual / GENE CHIP Card / Warranty Card
製品外観
お馴染みとも言えるDRAGの大きなロゴが片面に、反対面はレジンパネルとなり、クロームな金属のフレームとの相性が最高です。
完璧にまとまった外観の仕上がりです。
安価な部類に入るポッドと言えどまったく手抜きの無い仕上げは流石VOOPOOといったところでしょうか。
製品仕様
■ 仕様
- タイプ|ポッドデバイス
- 大きさ|35x11x54.4mm
- 重さ|55g
- 材質|Zinc Alloy / Aluminium Alloy
- リキッド保持量|1mL
- バッテリー|内蔵750mAh
- 出力範囲|ー
- 電圧|3.2-4.2V
- 対応抵抗値|1.8Ω(専用ポッド)
- モード|ー
- 温度管理範囲|ー
- コンタクト|専用ポッド
- チップセット|GENE POD
- ファームウェアアップデート|不可
- カラーバリエーション|全7色
- 製造国|中国
- 公式サイト|VOOPOOfa-external-link-square
製品詳細
トップにはカートリッジ装着部。カドにはネックレス装着部があります。
ボトムには充電用ポートとGENE CHIPのレリーフ。その横にある穴はベントホールなのかリセットボタン用なのか不明だった。
カートリッジ装着部にはポッドとの接点があります。
側面にはLEDインジケーターがあります。
充電中もブリージングで点滅してくれるのが良い雰囲気だしてます。
ちなみにバッテリー残量も表してくれます。
- 残量|●:>60% / ●:20-60% / ●:<20%
それではポッドのほうを見ていきましょう。
ポッドのメイン材質はPCTGで作られており、リキッド保持量は1mL。
内部には抵抗値1.8Ωの高抵抗なコイルが組み込まれているようです。
吸い口をスポッと引き抜けば、そこにはフィルポート(補充口)が露出するという取扱いの簡単な構造。コレが特許を取得しているとのこと。
ポート径もわりと大きいので大概のノズルは挿さるかな。
補充は容量の2/3までにしろと公式サイトに記載されています。ちょっと入れすぎちゃったかな。
それじゃあリキッドがコットンに馴染むまで別のことしとこう。
付属のチェーンはストラップとして使う。これは最初の50万個限定で同梱されるらしい。そんなに作るんかいな?
右のほうの丸カンも一緒に留めて、輪っかにして首からぶら下げて使うようだ。
このチェーンひょっとしたら本体より重いんじゃ?こんなの使いませーーん。
ポッド装着。これで完成された外観となりましたね。
▼使用方法▼
①リキッド補充②吸い口を咥えて吸い込む③適宜充電する
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
これぞポッド!悪い意味で。
まぁったくもって風味が薄い。
まぁ大体ね、コイル抵抗値1.8Ωの時点で察しは付いていた。だけどVOOPOOだし、ポッド専用のGENE CHIP搭載って事で何らかの期待をしていたんだ。
見事に裏切られたわ。
ブツブツブツ・・と炊かれてる音はして、ミスト量はそれなりなのだが...いかんせん“ほんのり”香りがするだけで、味がほとんど感じられない。例によって舌先に少し甘みのようなものを感じる程度。こんなのリキッドが勿体無いよ!
まとめ
VOOPOO|DRAG Nano
6/10
■ DRAG Nano のココがイケてる
- 質感
- リキッド補充
■ DRAG Nano のココがイマイチ
- 風味の物足りなさ
外観だけならこれまで使ったポッドデバイスの中でも確実に上位。Orion Qに次ぐくらいだ。むしろ質感はOrion Qや他の一部優れたポッドデバイスに譲るとしてもサイズ感やシェイプに関しては最も気に入った。良すぎでしょ。
だけど、やはりこのサイズに収めてしまったが故にコイルユニットがショボくなりすぎた。
Orion QやJoyetechのATOPACK系のような抵抗値をある程度低めにして、バッテリー容量・リキッド保持量を拡充した、ソコソコ大きめなサイズで造れば風味に期待出来ただろうに。
うーん、欲張らずにもう少し大きくなっても良かったから、風味を出せるようにして欲しかった!勿体無い。勿体無さすぎる!
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