
べつにエリートじゃなくたって良いじゃない。
今回レビューするのは米国 VGOD のメカニカルMod「Pro Mech」になります。2017年発売の製品だったかな。2018年には後継機(?)である「Pro Mech 2」が発売されています。
そもそも VGOD は『エリート』と『プロ』の2シリーズのラインを展開しています。今回の「Pro Mech」は『プロ』シリーズの『メカニカル』なプロダクトという事になりますね。
提供元:GearBest
パッケージ・内容物
それでは「Pro Mech」開けていきまーーす。
大きなパッケージの中にはヘッドホンが収まっていそうな耐衝撃性の高いキャリングケースが入っています。
- ProMesh 本体
- スペア|スプリング
- ステッカー*2
スイッチ部スプリングの予備が付属しています。これがまた凝ったループを描いているんですよね。腐食耐性のある金メッキが施されています。
お馴染みのステッカー2枚が入っています。
製品仕様
- サイズ|Φ24*85mm
- 重さ|120g
- バッテリー|18650*1
- 接続|ハイブリッド
18650バッテリー1本にて使用するメカニカルModになります。短絡リスクに気を使うハイブリッド接続ですので、ご使用は仕組みの理解と安全への配慮が必要です。
製品詳細
メーカーロゴのエングレービングと、背面にはベントが5穴空いています。
トップのコンタクト部とボトムのスイッチ部。
スイッチ部のカーボンは宇宙航空機グレードを使用。
寄って見てみると、しっかりとイントレチャートぽく編み込まれているのがわかります。触り心地としてもボコボコとした感触が伝わります。
グリスがタップリと塗られたスレッドは当然ながらヌルヌルと回転します。
絶縁材の黒いリングの中央にカッパーのコンタクトがあります。絶縁リングはバッテリー長に合わせて沈み込んでアジャストします。
スイッチのストロークは浅く、押し心地は比較的軽めですね。
同社製のドリッパー「Elite RDA」を乗せてみました。これまた以前レビューした「Elite Mech」同様に、アトマイザーとModのロゴの位置がぴったりと揃います。これは気分良いですね。
正極を奥(アトマイザー側)にバッテリーを挿入します。
注意点
中継パーツの無いハイブリッド接続です。事故をおこなさない為にもビルドをしっかりと行い、コンタクトも確実にとれるよう細心の注意を払いましょう。
使ってみる
今回は抵抗値0.8Ωで組んで使用しています。
ストレス無く押し込めるパフスイッチはモーメンタリも円滑で素晴らしい。精度の高い造りである事が感じられます。安価なメカニカルに触れた事があれば、その差はハッキリとわかるでしょうね。
通電時の立ち上がりに不足はなく速く、強い。強い?うん、問題なく速い。
「Pro」と「Elite」 どっちが良いの?
機能的な差は無いと言ってもいいかと思いますね。
体躯の差は僅かでありながら重さは「Pro Mech」の120gに対し、「Elite Mechfa-external-link」は215gと大きく異なります。膨らみをもったシェイプの「Elite Mech」はエングレービングも深いです。
スイッチパーツの材質も異なり、全体的に価格差なりの質感の差はあります。ただし、アトマイザーを乗せた時のバランスを考えると、ストレートな「Pro Mech」のほうが合わせやすいです。
あえて重厚感を求めるなら「Elite Mech」でしょうね。もはや凶器ですよ。
まとめ
評価:Pro Mech|9/10
- 質感:綺麗|標準|荒い
- サイズ:大きい|大きめ|中間|小さめ|極小
○ 質感・仕上がり精度
市場価格を考えると、とても良い品質の製品です。5K切る価格でコレかよっ、て言う逆の意味で驚きの造り。別にコレに限らないけど、ボロボロに擦り切れるまで使い込んでも格好いいだろうし、それが出来る惜しくない価格ってのがイイね。
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Original VGOD PRO MECH Mod|GearBestfa-external-link