
米国VAPTIOのタンクタイプのアトマイザー。とにかく新しいメーカーが雨後の筍のように登場しているこの業界。VAPTIOは2014年にシアトルで設立されたとのこと。なので少し古株なのですね。
本ブログでは同社のオールインワンタイプのスターターキット「C-FLAT」をレビュー済みです。意外だったのですが国内でも興味持たれている方が多いようでした。ああいったスマートな製品の需要が高まっているのでしょうか。
今回はどちらかと言えばガチなほうの製品ですね。
提供元:VAPTIO
ざっくりとした目次
パッケージ&付属品
今回お送り頂いたのはVAPTIO唯一のRDTAであるTurbo RDTA-Lになります。製品名語尾の「L」が何なのか、おそらくですがリキッド保持量が多いといった意味あいなのではないでしょうか。
米国企業であるVAPTIOですが、製造自体は中国で行われているようです。パッケージ側面には正規品判定のコードもありますね。全体的にクリーンな印象。
表面のスリーブを外すとゴールドの印字で色々書かれています。
さて中身を見ていきましょうか。
このTurbo RDTA-Lは基本的にはRDTA製品なのですが、付属品のRDA用ベースに付け替える事によりドリッパーにもなります。
Turbo RDTA-L 外観/仕様
RDTA時の縦寸がとても長いですね。外観からみてもデッキ部が長く見えます。
https://vaptio.com/catalogue/rdta-tank_87/
提供して頂いたカラーは「Black」ですが他にはこの2色があります。
Turbo RDTA-L 詳細
バラしてみると6ピース。これにもう一つパーツが隠れています。
このトップキャップ中央にハマっている銀色のパーツ。
これは「SHIELD-TECH」と呼ばれているスピットバックを防止するための専用パーツです。見ての通り底面でリキッドを弾き、側面からミストをスルーさせるような造りとなっています。
内側から装着した図ですが、周りこんだミストしか運ばれないのが見てとれます。
デッキはポピュラーな「2ポスト2ホール」タイプとなっています。触れた感じ材質はアルミかと思われます。RDTAとRDAのコンパチブルのため脱着出来るようスレッドが付いています。
ベースに装着すると大きく空いたジュースホールが見てとれます。
こちらはRDA用ベースパーツ。
RDAに変更しても長いですね。あくまでタンクがなくなるだけですので、スリーブは変わらないですからね。
ちなみにガラスチューブにへばり付いたOリングを剥がす時に一部分が剥離してしまいました。よくあるっちゃ、あることかな。
Turbo RDTA-L ビルドしてみる
最初なのでいつも通りシンプルな単線で組みました。コイルの高さも自然とぶら下がっている感じでセット。
コットンはジュースホールを通すように設置。これはトップキャップを被せてしまってから通したほうが良かったかも。
https://vaptio.com/catalogue/rdta-tank_87/
最初にリキッドをタンク部に直に補充してしまいましたが正式にはトップキャップを外すと露出する補充口から行うみたいですね。
と、まぁとりあえず吸う準備は出来ました。
Turbo RDTA-L で吸ってみる
さて、この瞬間が一番楽しみ。どのような風味を出してくれるのかっ!
大風量、いわゆる爆煙タイプってヤツですね。
とにかくドローがスッカスカです。風味の出方に関しては、濃くも薄くもないといったところかな。
エアフローコントロールを閉じてもドローは軽めですね。風味の凝縮はやや感じられます。
このエアフローコントロールが、完全に閉じても吸えてしまうくらいなので、もうちょっと気密性高く造ってもらいたい気がします。
とはいえこのTurbo RDTA-Lは各部の動作が非常に軽やかで良い印象です。それだけでも使いたいって気になるね。付属のプリメイドコイルみたいなのを使用するかビルドすれば風味も濃くなるでしょうね。
まとめ
総合点 |
|
||
---|---|---|---|
良い点 | ・RDTAとRDAのコンパチ
・スピットバックなし ・各部の動作が滑らか ・リキッド保持量 |
イマイチな点 | ・濃密なミストを出すには単線では厳しい |
25mm径と太く更に丈も相当に長いです。合わせるModを何にしようか?ってところですね。米国設計っぽさが薄いのが気になりますが、一般的なRDTAとして不足する部分もありませんね。
ご購入はこちら