なぜ金属がピカピカだと気持ちがいいのだろうか。

 

 

ピカピカを気持ちよく感じるのは人間のもって生まれた感性か。キッチンのシンクも車のボディも、硬貨だってピカっているのが気持ちいい。

当然ながら金属部分の多いVAPE製品だってピカらせたい。

 

今回はVandy Vape製「Plishing RIG」を用いてアトマイザーを磨いてピカピカにしてみます。

 

Shu
サクッと見ていきましょう♪

 

 

 

 

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金属製品とは

まず適当に筆者の想像も含むけどアトマイザーの製造過程を簡単に書いておく。間違っている可能性もあるので読み飛ばしてOK。

 

鋼材屋からインゴットを仕入れたら、MC(マシニングセンター)でガリガリと削ってカタチ造るわけですね。

最初はザックリとラフィング使うのかは製造者次第だろうけど、まずは荒めに削っておく。そして通常のエンドミルで切削してキッチリとした形状に加工します。そのあと細かい面を取ったりしてやります。

導通の都合があるからポストとデッキベースは別体を組み合わせるので別々に加工してる。コンタクトピンの通るホールなんかはドリルで空けたあとリーマで仕上げ。スレッドはバイトでやってるかな。雌ねじはタップで。ていうかピンなんかはメッキもしてるし外注でしょう。インシュレータは金型ね。

んで、基本的なカタチが成形出来たあとが、今回の記事に関係する部分。

 

ちなみに、良くレビューとかで「ここの部分の精度は良いですね」とか書いているけど。

基本的に全てのパーツは設計上、公差を決めている。例えばパーツAの公差は±○○mm、パーツBの公差は±○○mmといった具合に決められていて、その範囲内に収まるように加工するわけだ。そんで仕上がった状態で、パーツAの穴に対してパーツBを差し込むとする。ここでパーツABそれぞれの加工後の仕上がり精度が共にセンターであれば、設計上の理想値になっており、設計者が馬鹿じゃない限りはスッと入ってグラつきも起こらない。だけど実際の加工に多少の誤差はあるもので、それぞれの公差の悪いほうがカチ合うと、キツくて入りずらかったり、スポッと抜けたりって事態がおこりかねない。公差内に収まっていれば実使用上は問題が起こらない範疇だが、使用者のフィーリングに多少影響する。そこんとこの意味で「精度が良い」とか書いてるわけ。

 

前述の過程を経たあとのトップキャップ表面はそこまで綺麗な仕上がりではない。切削痕というか刃紋が残った状態。

なので金属製品全般、ここから研磨を行います。

 

アトマイザーは円形なので円筒研磨しているでしょう。

専用の治具等で固定しケレ(ケレー)を使用して回転させ、人工ダイヤ(とかCBN)の砥石で表面薄皮めくるイメージで20μmとか(ここは想像)削ります。勝手な想像だけど中国の工場なんかでは、ドレッシング(ヤレた砥石表面を整える)せずに研磨したりで不良がボッコボコ造られていることでしょう(ホント勝手な想像)。それはさておき、この薄皮削る工程が研磨。用いる砥石の粒度によって仕上がり面粗が変わってきます。

とまぁ、想像でザックリと書いたけど、結局のところ「磨く」ってのは「削っている」ってわけですね。

 

今回の記事は手持ち工具にサンドペーパーで行うから、掛かる時間と労力が全然違うよね。

 

 

 

Polishing RIG

 

何故か Vandy Vape が発売したチューブModやアトマイザー専用の治具「Polishing RIG」。

 

 

 

Polishing RIG 仕様

 

  • ローレッド部の径|20mm
  • シャンク径|8mm
  • 全長|34mm
  • 付属品|スペアOリング x2
  • 価格|¥1,280-

 

価格も手頃だし、これといって他からも出ていないようだし、実質は本製品一択といってもいい状態かと。

 

 

 

 

使用工具

 

動力源はコレで。本当はちゃんとした電動ドリルもあるんですが、いかんせん物置の奥の奥のほうにあるんで、手近にあったIKEAの家具を組み立てるのに使ってたコイツで行います。

まぁ、こんな回転数の低いのでもヤレるって事の説明にもなるし。

 

んで、この電動ドライバーは六角接続なので、そのままでは今回の「Polishing RIG」が装着出来ません。なので簡易的にチャックさせる為に手前のヤツを使用します。フレは出ますが、今回の用途では問題ないでしょう。

 

 

 

 

こういったチャックを買われる場合、「Polishing RIG」のシャンク径が8mmですので、10mmまで掴めるものを選びましょう。

んで、画像のように装着します。それなりにしっかりと締め込みましょうね。

 

 

 

ターゲットはコイツ

Freakshow mini

 

今回餌食になるのはコイツ。まぁ今回はお試しみたいなもんだから。失敗しても痛くないヤツで。

 

 

 

 

Polishing RIGにアトマイザーを装着

 

んで「Plishing RIG」に装着します。まぁ以前からこの骸骨を消したいなぁって思ってたんですよね。今から消されるとも知らずにククク...

 

 

 

 

サンドペーパー

 

メインウェポンはサンドペーパー。画像は100均のヤツだけど、これ以外にホームセンターで#80~2000まで買って用意してあります。

耐水のヤツを選びましょう。先に書いた金属の加工時もほとんど場合でオイルをかけながら行っています。切り粉の除去や潤滑性、熱を吸う為ですね。じゃないと焼けます。

車のエンジンオイルみたいなモノです。

今回の作業では当然ながらオイルなんて使用しません。水道水で行います。なので耐水のサンドペーパーを使用するわけです。

 

磨いていく

サンドペーパーでアトマイザーを磨いている

 

では「Polishing RIG」とアトマイザーが分離しない方向に回転させて磨いていきます。

 

あまり強く押さえる必要はありません。やんわりと全体的に同じくらいの力で掴むよう心がけましょう。そして私は水道水をかけながら磨いてみました。

 

 

 

 

 

んでこの状態。実はコレ失敗です。

 

そもそも研磨の基本は荒い番手(数字の小さい)から細かい方へと順に行います。今回最初は#600で磨き始めたのですが、例の骸骨君がなかなか消えなかったんです。

 

面倒くさくなった私は一気に勝負に出ました。#80を使用してしまったんですね。その結果がコレです。

骸骨君はアッサリ消え去りましたが、それなりに深いスジが付いた状態です。ここから少しづつ番手を上げて時間を掛けて磨いていけば綺麗に復旧も出来るでしょう。

 

 

 

 

 

・・・でも時間を割けなかったので、サクサクと番手を上げて磨いていきました。

結局のところ、最初は#400くらいから始めるのが良いかなぁ。この辺は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

で、まぁ結局#2000まで磨いていったけど、最初に付いたスジが微妙に残りました。なので結局、改めて磨き直しました。

 

#400→800→1200→1600→2000くらいで磨いたかな。

 

 

 

仕上げに

 

磨き直した時点で納得のいく見た目になりましたが、さらに鏡面仕上げに適した画像のクロスを用いてピカピカにしていきます。

 

 

 

 

 

気分的にも最後の仕上げに使用すると何かしらの達成感を得られます。ガリガリと削られたあとなので、優しく包んであげる感じで。

 

 

 

ほかにも

 

こういったコンパウンドや。

 

 

 

こういったクリーナー(これもコンパウンド)を使用してみてもいいじゃないかな。この手のヤツはサンドペーパーよりもグッとキメが細かいんで、徹底的にやりたい人は試してみたもよいかも。

私は使ってみた感じ、そこまで必要でもないかぁって感想。だけどドリップチップとか磨くならアリかもね。

 

 

磨き関連が全て終了したら、徹底的に洗いましょう。これまで洗ってきたどのアトマイザーよりも気合入れて洗いましょう!

金属粉やサンドペーパー等の粒子が付着している筈です。そのまま絶対に使用しないでね。

 

 

 

・・・んで、勿体ぶったけど仕上がりはこう(↓)だ!

 

 

 

 

仕上がり

磨いたあとのアトマイザー

 

ペッカペカや。元は最安価のアトマイザーが、ちょっと高いヤツに見える!

素手でちょっと触れただけで指紋が付くので、ちょっと汚れてみえますが実際はペッカペカです。

 

 

 

 

 

ペカペカ過ぎて映り込みが凄い。

んで、中央部、ドリップチップ挿入口の周りが磨き残しが目立って雑い。このアトマイザーの場合イマイチここへのサンドペーパーの当たりが悪かったみたい。

やり直したいね・・・

 

 

 

まとめ

 

趣味のモノの中で更に趣味が。趣味の連鎖が止まりません。

 

実際のトコロ、見た目は勿論のこと手触りまで変わるよね。なんかシットリって言うか、ヌメっと吸い付くようになる。

当然ながら指の腹でも感じられるくらい面粗が良くなっている証です。

 

ピカピカにしたいってだけじゃなく、純粋に小キズ消せるし。お気に入りのアトマイザーにキズが入ってショゲてる暇があったら一回磨いてみればいいんじゃない。

 

という事で今回はアトマイザーを磨いて無事に骸骨君を消滅、もといピカピカにしてみました。

次はドリップチップを磨いてみたいね。

 

 

 

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