
ボトムエアフローの噴射角を調整可能なシングルコイル用RTA。
Vandy VapeのRevolver RTAは、回転式のエアホールにて噴射角を調整可能なシングルコイル専用のリビルダブルタンクアトマイザーです。
弾丸型に切り抜かれた窓のあるパッケージがコンセプチュアルでわかりやすい。なんたってリボルバーだからね。
このようにクッションに収められた本体と薄めの紙箱が入ってた。
それではRevolver RTA開けていきまーーす!
内容物
■ 内容物一覧
- Revolver RTA
- ガラスチューブ(5mL)
- ドリップチップ
- 510DTアダプター
- スペア:Oリング / ポスト用ネジ
- 工具x2
- プリメイドコイル
- 取扱説明書
製品仕様
■ Revolver RTA スペック
- 大きさ|Φ25x51.5mm
- 重さ|60g
- 材質|SUS / Glass / 他
- エアフロー|ボトム
- コイル数|シングル
- リキッド保持量|3mL / 5mL
- ドリップチップ|810
- コンタクト|510
- BF対応|不可
- カラーバリエーション|全4色
- 製造国|中国
製品詳細
RTAとしてオーソドックスなシェイプとなっていますね。外径25mmですがガラスタンク径は24.4mmとなっており置いても直接は接しません。これにより多少は割ってしまうリスクが軽減されるかも。
細かな部分もVandy Vapeらしさは薄いかなぁって思う。普段何かしら個性的な部分があるような気がしてますが、Revolver RTAに関しては外観にらしさは控えめです。
今回ブラックカラーですがマット(つや消し)な黒色。他にも触れた事がありますがVandy Vapeのマットブラックはかなり好みです。
リキッド保持量拡大のバブルガラスは28mmとなっています。
5mL保持出来るので私だったら普段使いはこちらになりますね。
置いた場合はこちらだとガラス面が触れますので取扱いに多少は気を使うことになるかな。
吸気は下部にあるAFCリング部オーバルから。これが2箇所あります。
バラすと5ピースでした。ガラスチューブ2種、ドリップチップ2種から選択するという構成。
2種あるドリップチップはともに810。
トップキャップは回す際に滑りにくい形状がとられています。
フィルポートとチャンバーは一体構造。特段変わった部分はありませんね。
個性あるのがデッキ。片側にポストが設置されたシングルコイル用ですが、ボトムからのエアホールが見ての通り特徴的。
この位置にエアホールパーツをリボルバーのように回転させる為のマイナス刻みがあります。
回転させてエアホール形状を切り替えて使用出来るわけです。
それぞれエアーが放射される範囲が違っていて、主にコイルサイズによって切り替えればいいんじゃないですかね。
ただ・・・この切替えが手間ではありますね。チャンバー&ガラスチューブで閉じられた中に切り替え部があるので、組んだ後でリキッドがタンクにある状態だと逆さにしてソッとデッキを取り出して行う必要があるんですよねぇ。
ビルドしてみる
今回は同梱のプリメイドコイルを使用せずに組みました。カンタルA1マイクロコイルで抵抗値0.78Ωとなりました。本来はもっと大きなコイルを使用することを想定しているアトマイザーだとは思いますけど。
RTAでいつも迷うのはコットン量。多くしようか少なめがいいか。今回は少なめにしました。
ジュースホールがそこまで大きくなかったので削いで少なめにした次第です。
ほどよい感じ。
チャンバーを閉じる前にコットンにはリキッドをふくませておきましょう。
リキッド補充はフィルポートから行います。
MODに乗せてみる
まぁ特に個性があるわけでもないシェイプですから無難に似合うといったところかな。色がこのマットブラックだから合わせやすいなぁとは思いますね。
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
それではシングルコイル抵抗値0.78Ωで吸ってみます!
うん、基本的にDLなエアー流量多めですけど風味自体は濃く出てくれます。単線でこの抵抗値でこれくらい出してくれるなら良いんじゃないかな。
逆にエアフロー絞っても軽いままで、絞って濃密感を楽しみたい向きには合わないですね。
最初まったく味が出なくてアレ?ってなりましたが、コットンに上手く馴染んでなかったのか、吸っている内に濃くなってきました。普段このような事はあまりないので変だなぁと思いましたがハッキリとした理由はわかりません。
肝心の回転式エアホールですが・・・変えても明確にわかるほどの違いにはなりませんね。
そもそも入り口のオーバルも大きいし、回転式のエアホールもどれも通りの良い穴径・穴数となっているので、変化に乏しいんですよね。
まとめ
Vandy Vape Revolver RTA
7/10
■ Revolver RTA のココがイケてる
- 組みやすいデッキ
- 風味良好
■ Revolver RTA のココがイマイチ
- 回転式エアホールの効果薄
- 回転式エアホールの切り替えが手間
風味自体はちゃんと味わえますけど、もはやそこに拘るならRevolver RTAじゃなくてもいいでしょうね。
まず外観に個性が乏しい。せっかくリボルバーをモチーフにするなら何かもう少し「クセ」があってもいいかなと。
そして肝心の回転式エアホールの切り替えが面倒い・・・タンクアトマイザーであるからデッキへのアクセスが手間なのは仕方ないですけど、そこがウリなら何かアイデアが欲しかったところ。それが難しいならせめてエアホール径はもう少し違いがわかる形状として欲しかった。そしてエアホールがデカい弊害としてリキッドの滲みも少し多めになりやすい。
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