
シングルコイル向けで22mm径、トップ吸気なベル形状なドリッパー。
今回レビューするBell RDAは、中国深セン市のPhevandaによるRDA(リビルダブル・ドリッピング・アトマイザー)。
販売前から話題になっていたアトマイザーですが、その造りと味の出方を見ていきたいと思います。
パッケージ
それではBell RDA開けていきまーーす。
内容物
■ 内容物一覧
- Bell RDA
- BFピン
- スペア:ポスト用イモネジ/Oリング
スペアパーツはポスト用のネジと、デッキとドリップチップ用のOリングが付属しています。
パケ裏にはプラスドライバーの記載もあるが付属していない。公式見ても付属品に書かれていないので誤記載でしょうかね。
製品仕様
■ 「Bell RDA」スペック
- タイプ|RDA
- 大きさ|Φ22x30mm
- 重さ|30g
- 材質|SUS316/Derlin/他
- エアフロー|サイド
- コイル数|シングル
- リキッド保持量|ー
- ドリップチップ|510
- コンタクト|510
- BF対応|可
- カラーバリエーション|全2色
- 製造国|中国
製品詳細
ネーミング通りのベル型。トップキャップの模様の内の2つのみが実際にエアホールとなっています。
ドリップチップの内径はやや小径。接続は510となっています。このドリップチップ自体がかなり小さい造りです。触れたものの中では過去最小かも。
サックりとバラす。4ピース構成。
トップ吸気サイドエアフローなので、エアベントやデッキと位置合わせ用の突起がチューブ内にあります。
デッキはポールをもたないローハイトな造り。両サイドにあるネジでかしめるタイプ。ネジの両サイドにガイドがあるのでビルドしやすそう。
ドリップチップとトップキャップを装着した状態のチューブを内部から。
画像内の上下がエアホールで、トップキャップを回して開度調整が可能。
チューブを装着するとエアフローがわかりやすい。最終的にサイドからコイルへ吹付け。
エアホールが特段狭い造りでもないのでMTLというわけではなさそう。
コンタクトピンは出代少ないです。
ビルドしてみる
一応コイル治具等が置けるように外周に切り欠きもありますが、細い内径向きのようであまりフィットせず。使わなくても問題ない。
コイルの向きはジュースウェルの位置を意識すればOK。とにかくビルドが簡単。
内径3mmの単線マイクロコイルで。高さはこのくらいにしてみました。エアホールから見ると高い位置になりますが、両サイドからのエアーが登っていく慣例から言っても文句なしの位置だろうと思います。
コットンはいつも通りフカフカに。
という事で抵抗値0.6Ωのシングルコイルで組み終わりました。
MODに乗せてみる
「Bell RDA」+「KBox Mini」
こういった裾広がりなドリッパーは大きめのMODに合わせやすいかも。画像のような同径よりは大きいほうがマッチすると思います。
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
まずはエアフロー全開で!
めっちゃ濃く出ますねー。なんだこりゃ。濃く出るだけじゃあなく、風味自体キッチリとバランス良い印象。
ドローはオーソドックス。軽めだけどスカスカとまではいかない。
絞るとそれなりの重さに。MTL(マウス・トゥ・ラング)にはならないですが自然な重さ。
まとめ
Phevanda Mods Bell RDA
9/10
■ Bell RDA のココがイケてる
- ビルド難度は超低い
- 濃密でバランスに優れたミスト
- リキッド滲み無しのトップ吸気
2018年夏のマストバイなドリッパー。
販売される前から注目度が高かっただけあって文句なしの完成度。
ある程度適当にビルドしても味が出ちゃうタイプ。そういった印象ですね。ドリッパーとしてもリキッド保持量に不満も出なかったし、勿論スコンカー運用もいいでしょう。