
先代が非常に出来の良い子だったので、期待して速攻購入してみました。
メーカーであるOBSも、今回は時風に沿って22mmに加えて24mm径もラインアップした2種類での販売をしています。
私は最近使用している製品が24mm径以上が多くなっていて、食傷気味だったのもあり22mmを選択しました。
ざっくり特徴
- 22mm径
- デュアルコイル用
- サイドエアフロー
- クランプポストデザイン
パッケージ&付属品
先代はコンパクトで簡素なパッケージでしたが、今回はかなり縦長になっていました。
スリーブを外すとなんとチェスト型。
更に小箱とシリカゲルが入っておりました。
それに勿論本体もね。
小箱の中はこんな感じですね。
付属品
- 予備ネジ
- 予備Oリング
- プリメイドコイル
- コットン
- ドライバー
- 取扱説明書
- コーションカード(何故かクリアロ向けなもののようだが...)
外観
外観は昨今の流れを吸収しビッグボアなPEI製(ウルテム™)ドリップチップを設定。
そして画像では伝わらないかもだけど、ポリッシュな表面質感です。
レビュー済みの「MAZE V3 RDA」との比較。
あちらもポリッシュな質感だけど、ほぼ同じくらいテカテカ。
バラしてみた
4ピース構成。
それでは各パーツ毎に見ていきましょう。
前述通りPEI製で接続部ハーフインチのドリップチップ。
ドリップチップにOリングは付けられていません。
トップキャップ側にあるタイプ。
トップキャップ兼インナースリーブ。
エアフローコントロールするために滑り止め加工されています。
エアホールは長めのオーバルで吸気量は多そうな印象を受けますね。
しかし、トップエアフロー構造であった先代からガッツリとシフトしてきましたね。
悪く言えば継承している点が見当たらない。
これはAE86からAE92にモデルチェンジした際にFFへと変更されたような印象。
内部は流行りのドーム型をしており、これは風味の良さに寄与しそう。
アウタースリーブのロゴ類はエングレービングされており、とても良い質感です。
ポストはクランプと通常のネジ留を備えたデザイン。
ウェルは深め。
チーターだから肉食獣を想起させるように考えたのか、ネジを緩めるとクランプが下にさがるタイプ。
まるで下顎のように...
完全にバラすことが可能。とても良い造りです。
コンタクトピンは調整不可。出代もそこまでありませんね。
さてビルドしていく前に洗います。
ビルドしてみる
さて、2頭のチーターの口を開けてビルドしていきましょう。
24Gのデュアルで0.3Ωくらい。
ストレートなワイヤーの場合、ちゃんと足を曲げて位置を整えないと画像のようにネジの脇で強引に留めることに...
今回はこのままいきます(面倒いんで・・・)
クランプ方式はやっぱラクですねー。ネジを回せば口を閉じてワイヤーを咥えこみます。
どうせなら上側もクランプにすればいいのになぁ。
今回とりあえずコイルはこんな感じで。
コイルの高さはエアホールと同位置にしてみました。
はいパパパッと完成。
吸ってみる
以降は筆者の感想です
エアフロー全開で吸ってみます。
うめぇ。
正直、かなり期待して吸ったんですが、余裕で応えてくれました。濃さも十分だけど、なにより味の解像感が高い。
ドローはスカスカですが、美味いですねー。
いつものようにエアフローを1/3に絞って吸います。ちなみに調整で回す際の滑らかさも良い!です。
もう文句なし!絞られたエアーの通りも気持ちいい。リキッド補充も何も外さずトップから垂らせばOK。
まとめ
質感はとっても良いです!特にスリーブは特筆もの。
構造的には、流行りの要素を取り入れつつ、扱い易さや風味の良さに"ちゃんと"まとめあげているといった感想。
先代から丈はやや縮められていますね。
実は24mm径のほうは更にショート丈なんですよ。
文句なくオススメです。
先代のトップエアフロー構造を脱ぎ捨てて、流行りの要素を纏いつつも風味の良さは向上。
質感まで高まった2代目。
製品仕様
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