
3Aで爆速、安全機能も完璧なバッテリーチャージャー。
今回レビューする「SC4」はフラッシュライトでも有名な Nitecore のバッテリーチャージャーです。以前から同社のチャージャーはVAPEで使用するIMRバッテリーの充電器としては定番の一つとなっています。
パッケージ・内容物
それでは「SC4」開けていきまーーす。
しっかりとした日本語での記載もされている取扱説明書。かなり丁寧に書かれています。というかコレが普通なんだよね。VAPE製品の説明書が酷いだけ。
製品仕様
とにかく搭載機能の数が凄い。多すぎて使いこなせなさそう。まぁバッテリーの充電するだけなら簡単だけど。
製品詳細
大型で解像度の高いカラーLCDディスプレイ搭載。表示する情報量の多さや見やすさ、そして格好良さ、それら全てを兼ね備えております。
青く見える部分は排熱フィンです。
4スロットによる同時充電が可能。全て独立制御で自動おまかせ充電でOK。それに加えマニュアルにて充電電流量も300-3000mAhの間で変更可能。
仕様から見るに、2本までなら3Aでの充電が可能というパワフルさ。
26サイズの太いヤツは両サイドのスロットのみ対応となってます。
背面には入力電源メガネプラグ用と出力用USBのポートがあります。
バッテリー充電のみならず、USB機器への充電も可能なのです。ただしバッテリー充電時はUSBへの出力は行ない仕様です。
底面もなかなかに凝ったカタチとなっています。
底面には対応バッテリーや入出力の仕様が書かれたシールが貼ってあります。
Nitecore SC4 を使ってみる
付属の電源ケーブルを挿し込んで電源を入れていきます。このプラグがなんというか、奥まで挿さらないタイプなので何だか気持ち悪い。
今回私は海外から購入しましたのでUSプラグを選択しています。国内購入なら選択せずとも同プラグ同梱品しか流通していないでしょう。
起動時の表示がちょっとサイバーな感じで格好いいんです。
んで、表示は4スロットの独立した稼働状態の表示と、その内一つのスロットに対する詳細情報を表示がセパレートされたレイアウトとなっています。
充電可能バッテリーは仕様で挙げた数多くのサイズに対応しています。
これまでであればコレで良かった・・・しかし!
2018年現在猛烈に普及しだしている『20700』『21700』という新しいサイズのバッテリーの充電が行えません!
残念ながら今回のチャージャー「SC4」は650サイズまでの対応となっています。
以前レビューした Efest の「LUSH Q4fa-external-link」は仕様上は650サイズまでですが、実際には700サイズも充電可能です。
本製品「SC4」はスロット長の造りからも物理的に収まらず非対応です。実際には無理矢理ねじ込めば入るのですが、バッテリーのスリーブも破けますし「SC4」側にも負荷が掛かるので、やってはいけませんね。
まとめ
これまで主流だった650までのサイズの充電に使用するのであれば申し分のない製品です。
充電速度や同時充電数、リカバリー機能、安全機能、どの面を見ても満足しています。
しかし現在は『20700』『21700』バッテリーが標準となっていく方向に向かっています。VAPEでの使用に限れば、これから選ぶ機種ではないかなぁ、って感想です。
私は以前から使用している「LUSH Q4fa-external-link」と併用していくことにします。まだまだ手持ちは18650が圧倒的に多いので当面は活躍してくれるでしょう。