
物理スイッチで電圧を変えられるポッドデバイス!
多いよねーポッドデバイス。ほんっといくつ出るん?
MyVaporsって名前すら知らなかったのですが、どうやら小売業をやってるみたい。それも中華製VAPEデバイスを主に扱っているようです。
しかし公式サイトにもMYUZ Astoraの情報掲載が無いという意味不な状態なのですが、設計はカリフォルニア、製造は中国にて行ったデバイスのようです。
さっさと開けていきまーす!
- MYUZ Astora Battery
- MYUZ Astora Cartridge x2
- USBケーブル
- 取扱説明書(日本語有り)
提供してもらった雰囲気から感づいていたが、取扱説明書を見て確信。
これは確実にJoyetechグループが絡んだ製品ですね。と言うことは変な出来のシロモノではないでしょう。
製品仕様
- タイプ|ポッド
- 大きさ|35x14.6x85mm
- 重さ|35g
- バッテリー容量|500mAh
- リキッド保持量|3mL
- 最大出力|10W
- モード|3.0V/3.4V
- パフ|吸引による自動
- カラー|全5色
製品詳細
まず本体であるバッテリー部から見ていきます。
提供カラーはSapphire Dust(サファイア・ダスト)となってます。例によって途中まで保護フィルム剥がし忘れて撮影してる。
んまぁ、単なるシールですから保護するほどのものでもね...
側面には電源スイッチと充電用ポートがあります。
カートリッジ装着部は左右非対称な構造となっており、接点や吸気センサー、マグネットがあります。
MYUZ Astora最大の特徴としては側面のフィジカルなスイッチになるでしょう。
- 赤色:電源オフ
- 緑1本:3.0V
- 緑2本:3.4V
出力が2段階に調整出来ます。スペックの最大10Wというのは3.4V時のものでしょう。
カートリッジのスペック(抵抗値)が公開されていないようなので良くわからないんですけどね。いづれにせよ電源オフが明快だし、物理キーで出力変更出来るのって良いんですよね。
充電時や吸引時のインジケータは中央のLEDにて。充電完了で消灯するとのこと。
残量表示がどうなのかってのは取説にも書いてないし不明。
専用カートリッジ。スモークがかった内部に見えるチムニーがオフセットされているのが珍しい。見慣れない。
吸口は出口自体大きめだけど、実際にミストが出るのは内部の小さなパイプかな。
側面にある丸穴がインテーク(吸気)となっています。この1箇所のみですね。
フィルポートは1箇所のみ。シリコンカバーをめくって回して横に除けて。
普通に注入しやすかったですね。画像だと思いっきし狙い外して漏れてるけど、撮影しながらだからね...
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観として捉えて下さいね。
まずは3.0Vで吸ってみます。
意外にも風味を感じる程度には味が出ます。濃い風味のリキッドなら多少は風味を感じられるみたい。ただメンソールなんかはほぼ感じませんね。
では出力を3.4Vに上げて吸ってみます。カチッとな。
少し風味の濃さが増した!うん、まぁまぁって感じ。ポッドとしては多少マシな部類でしょう。いづれにせよミストはそれなりの量出ます。
吸い心地としては基本的に重めなドローとなっています。
まとめ
MYUZ Astora Kit
質感|良 ●ー●ー●ー●ー● 荒
ビルド|無評価
風味の濃さ|濃 ●ー●ー●ー●ー● 薄
風味の解像感|高 ●ー●ー●ー●ー● 低
ドローレンジ|軽 ●ー●ー●ー●ー● 重
漏れ耐性|良 ●ー●ー● 悪
まず外観に関しては、これって材質なんだろうね?樹脂(プラ)に塗装してある感じで安っぽいんですよねぇ。。
めっちゃ軽いんで携帯性は良いんですけど、プラにシルバー塗装吹いた安っぽさ判ります?うーーんって感じ。
見た目なんかどうでもいいから軽いのがイイって人には良いのでは?
味に関してはテイスティングで述べた通りポッドタイプとしては多少マシ。まぁポッドデバイス全般がニコチンソルト専用みたいになってるし、味っていうかそういった摂取を主眼に置いた製品。
電圧変更が物理スイッチってのは好みだったな。iPhoneも未だにサイレントスイッチは物理スイッチなんだけど、なにか確実感というかね、そういったのあるよね。
抵抗値が不明だけど0.4Vしか違わないから、変化も微妙ってのはあるけどね。
んでね、Joyetechグループが製造してると思われるんだけど、もう同グループだけでも飽和してないですか?ポッドタイプの製品。凄いプロダクト数だなぁ。
MYUZ Astoraに関してはカートリッジの入手性に不安は残るって感じかな。そろそろ同グループくらいカートリッジを規格化すべきじゃない?
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