Orbital RDA by MONOMOD.jp 国内設計のMTL向けドリッパー

 

国内ブランドMONOMOD.jpによるドリッパー。

 

 

Orbital RDAは国内ブランドMONOMOD.jp設計、中国Deepinmakerにより製造されている特徴的なエアフローコントロール機構を備えたBF対応ドリッパーとなっています。中国製造により手頃なプライスにてリリースされているところも特徴となりますね。

 

 

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パッケージ

Orbital RDA パッケージ

 

国内設計によるOrbital RDA(オービタル)はMONOMOD.jpによる製品。

 

公式によると『MONOMODシリーズは、ビジネススタイルにもマッチする落ち着きのある大人のVAPEプロダクトです。』との事。

Oribital RDAは『コンパクトで格好良いMTL指向のRDAを目指しました。外観は、なるべく小さく薄く(低く)見えるようにデザイン。内部は、狭いチャンバー、広いウェル、シンメトリー、ソリッド感を重視しています。』といった説明がされています。

 

 

 

 

Orbital RDA パッケージ側面の注意書き

 

設計は国内MONOMOD.jpで行っていますが、製造はDeepinMakerというHeavengiftsが提供している請負い事業に発注しているようです。

日本のブランドながら生産を中国で行う事で価格を抑えての提供が可能となったみたいですね。価格は中華メーカー製アトマイザー+αといった程度。

 

内容物

Orbital RDA 内容物

 

■ 内容物一覧

  • Orbital RDA
  • オービタルリング回転専用ツール
  • デッキ用Oリング×2
  • ドリップチップ用Oリング×2
  • イモネジ×2
  • ネガティブポール固定用ネジ
  • BF用センターピン
  • ミニ ドライバー
  • マニュアル

 

 

Orbital RDA マニュアルには日本語での記載があります

マニュアルには日本語での記載があります。海外での展開もあるようでマルチランゲージとなっています。

製品詳細

外観

Orbital RDA 外観

 

それでは外観から見ていきましょう。

 

今回レビューするのはブラックカラーになります。他にシルバーもラインアップされています。材質はSUS304でブラックはサンドブラスト処理してからPVDコーティングされています。シルバーはヘアライン仕上げとなっているようです。

 

トップキャップの特徴としては3本の溝が掘られているくらいとシンプルな加工にとどめ、ネック部分には細かく段付きになっており控えめながら個性あり。

エアホールはオーバル形状が対面に2箇所空けられています。大きさは1x4.5mmくらいで、おそらく全開時にはそれなりの流量となりそうな気がします。

 

 

 

 

Orbital RDA 真上から見たところ

 

ドリップチップ内径は3mmと非常にナロー。濃密ミストを吹き出してくれぃ!と期待感が煽られます。

 

 

 

 

Orbital RDA コンタクトピンの出代は控えめ

 

コンタクトピンの出代は0.4mmと控えめ。もう少し長めでもいいかもね。とはいえ通電不良になるほどでもありません。

 

 

 

Orbital RDA 底

 

金メッキされたコンタクトピン先端はザグリ状の溝となっており、マイナスドライバーで回す際にズレにくい。

ちなみに底面の刃紋は撮影の都合で目立つけど肉眼では見えません。

 

 

 

 

Orbital RDA 全長を測った

 

直径22mmで全長は30.4mmとコンパクト。ドリップチップやネックが長さを稼いでいるけど、首下はかなりローハイトな造りだと思います。

 

ドリップチップとトップキャップ

Orbital RDA ドリップチップ

 

ドリップチップはPOM製510接続のもので、適切なOリングサイズにて脱着は円滑。接続部の長さは3.9mmとなっています。

 

 

 

 

Orbital RDA ドリップチップとトップキャップ

 

ドリップチップのミスト入口側はテーパーになっており、トップキャップの開口は8.5mmと大きめ。

 

 

 

 

Orbital RDA トップキャップ内部

 

トップキャップ内部側の天井はドーム状の傾斜があり、スムースにドリップチップへとミストが運ばれるでしょう。

内部にある突起部分によりデッキとの位置合わせが成され、エアフローコントロールの「全開位置/全閉位置」で突き当たって止まります。そのおかげでMODへの脱着時にトップキャップが空回る事がありません。

 

 

デッキ

Orbital RDA デッキを上から見たところ

 

デッキを見ましょう。

両ポストに挟まれて非常にタイトなコイルスペースとなっています。チャンバー体積としてはとても小さくて、生成されたミストが圧縮されるようなイメージがなされます。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキ外側のエアホール

 

エアホールは一段奥まった位置に空けてあります。

 

 

 

Orbital RDA エアホール部分は傾斜が付けられている

 

さらに傾斜して掘られている事によりトップキャップで絞っていくにつれドンドン吸気量が減っていく構造です。まさにMTL向けというわけ。

 

 

 

 

Orbital RDA ステップエアフロー構造

 

トップキャップを被せるとわかりますが、デッキ内への吸気は一段さがるステップ構造となっており、リキッドを入れ過ぎた場合のエアホールからのリークを抑制してくれます。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキ内部側のエアホール

 

デッキ内部側のエアホールは分厚いポストを突き抜けて空けられています。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキ内部側のコンタクトピン

 

デッキ内部側コンタクトピンの突出は僅か。

ジュースウェルは一段下げ設けられています。2mm程度の深さはありますのでリキッド保持量にも期待がもてそうです。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキのポストはビルドしやすい構造

 

ポストは傾斜して掘り込まれたデザインとなっており、ビルド時にコイルリードが逃げづらそうです。

 

 

 

 

Orbital RDA 底面

 

ポストパーツの分解やBFピンへの換装は底面から行います。

コンタクトピンを外せばポジティブポストを取り外す事が可能です。

 

 

 

 

Orbital RDA ネガティブポスト脱着ネジ

 

ネガティブポストはこちらのネジを取り外せば簡単に外せます。

 

 

 

 

Orbital RDA 分解したところ

 

絶縁材も取り外した完全なる分解がとても簡単に行えます。徹底的な洗浄も手軽ですね。

 

 

 

 

Orbital RDA インナーエアフローコントロールリング

 

Orbital RDA最大の特徴はデュアルエアフロー。

デッキ外周とポストパーツの隙間にPOM製のリングパーツが挟まっています。

 

 

 

 

Orbital RDA インナーエアフローコントロールリング

 

片側は2穴、対面側は1穴のエアホールとなっています。

このリングを回転させる事により「両側吸気」⇔「片側吸気」の切り替えが行えます。

 

 

 

 

Orbital RDA インナーエアフローコントロールリング調整ツール

 

同梱のツールをリングの突起部に引っかけて回転により調整する事となりますが、わざわざ使わなくとも爪で簡単に回転させられます。

 

 

 

 

Orbital RDA BFピンを装着したところ

 

一旦BFピンに換装してみます。

このマイナスに切っていない溝になった形状はとても回しやすい。どうせならネガティブポスト用のネジも同一として欲しかったところ。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキ内部側のBFピンの突出具合

 

BFピンは先端ではなく側面からリキッドが吐出されることとなります。それもあって内部への突出量は多めとなっています。

 

 

 

 

Orbital RDA 3ピース構成

 

というような構造のOrbital RDAです。なんにせよ3ピースという少ないパーツ数であるのはドリッパーとして良いところですね。

デュアルエアフローコントロール構造がもっとも特色となるところでしょう。

 

ビルドしてみる

Orbital RDA ビルドしてみる

さっそく組んでみました。

今回はNi80ワイヤー24ゲージにて内径3mmを9巻きしてみました。抵抗値は0.7Ωちょいとなりました。

 

 

 

Orbital RDA ビルドしたコイル高さ参考

 

コイルの垂直方向の高さは丁度エアフローリングパーツが冶具置きを兼ねていますので、その位置としています。

 

 

 

 

Orbital RDA リードのネジ締めは簡単

 

コイルリードはネジの中央で留められるよう、よく位置を確認して行う必要があります。ポスト内側の空間がそれなりにとられているので、そちらに逃げがちになります。その位置ではしっかりと留められません。

デッキセンターから見て斜めにカットされている事からコイルリードの角度そのまま素直にセット可能となってはいます。無理に曲げたりせずに済むのはやりやすいと言えますね。

 

 

 

 

Orbital RDA デッキ中央からのコイルリード角度のまま素直に留められるデザイン

 

推奨ワイヤーサイズは24~28ゲージとなっています。勿論これより細くても太くても使用不可なわけではありません。

 

 

 

 

Orbital RDA 余剰リードの切断はシビア

 

1点注意しなければならないポイントがあります。

見づらい画像で申し訳ありませんが、ネジで締め込んで余ったリードの処理はポストとツライチで行わねばなりません。ツライチより内側で切断するくらいじゃないと、インナーエアフローリングパーツの回転時に干渉してしまいます。

 

 

 

Orbital RDA シューレースコットンを通す

 

Orbital RDA ウィッキング

 

ササッとコットン通して完了。ウィック量としては並としてます。あまり拘らずに細めのウィックを通して削がずに使用。

 

MODに乗せてみる

Orbital RDA iStick Pico

 

 

Orbital RDA Aegis Solo Orbital RDA Mini Volt Orbital RDA VGOD Pro Mech

 

吸ってみる

Orbital RDA 吸ってみる

 

それじゃあ吸ってみよう!

感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪

 

 

ドロー/風味 エアフロー全開:少し重めのDL(ダイレクト・ラング)といったところ。ミストは濃いめ濃密感あり。

エアフロー半開:半分くらいに絞ってみるとMTL(マウス・トゥ・ラング)領域に入ります。風味のバランス的には全開時時より整っている感じ。濃さも上々。

エアホール限界まで閉じる:さらに絞ってみると重めのMTL。あまりエアーの通りにスムース感が無くなります。抵抗値も1.0Ωくらいは無いとミスト生成量とエアー量のバランスが良くない感じ。要するにエアー希薄で生成ミスト過多。

インナーエアフローコントロールリングのほうを調整してみます。

・・・インナーエアホールに関しては調整しても変化は僅かですね。基本的にトップキャップ側の調整のような変化は感じられません。

最後にインナーエアホールを片側のみ開放としてみます。

・・・重すぎる...。トップキャップ側を全開にしていても重すぎます。絞っていくと、もはや吸えない重さ。個人的にはここまで重いドローである必要はないな、と思います。風味はもうリキッド直飲みのような濃さですが、コレを求めているわけではないんだな。

まとめ

Orbital RDA まとめ

MONOMOD.jp|Orbital RDA

7/10

 

Orbital RDA のココがイケてる

 

  • シンプルシェイプ
  • イージービルド
  • 広いAFCレンジ

 

 

Orbital RDA のココがイマイチ

 

  • インナーエアフローの調整

 

 

最大の特徴であるインナーエアフローコントロールリング。トップキャップを外さないと調整出来ない点は良いとしても、片側エアフローにすると重いドローに偏重し過ぎな感があります。もはやここまでの重さで運用するのに適した抵抗値とは?相当高めの抵抗値になるでしょう。

 

風味は悪くない、というか濃くフレーバーを楽しむには適している。それに各所に拘って設計された部分も見てとれます。

しかし、ウリであるデュアルエアフローが個人的にはあまり有効に機能しているとは思えませんでした。だとすると残ったモノは...。

 

 

もはや市場に溢れかえっているMTLドリッパー、すでにいくつか何らかのアトマイザーはお持ちでしたら...そこに加えるほどかと言えば...。まだこの手のRDAを持っていないなら選択肢に入れてもいいかもね。っていう位置づけな感じです。

 

製品仕様

Orbital RDA 製品仕様

 

■ 仕様:Orbital RDA

  • タイプ|RDA
  • 大きさ|φ22x30.4mm
  • 重さ|25g
  • 材質|SUS304 / POM / PEEK
  • エアフロー|サイド
  • コイル数|シングル
  • ドリップチップ|510
  • コンタクト|510
  • BF対応|可
  • カラーバリエーション|全2色
  • 製造国|中国
  • 公式サイトMONOMOD

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