KRMA.GEN by Mission XV レビュー|RDAサイズのRDTA

 

RDTA版KRMAは期待を裏切らない完成度。

 

 

ニュートラルなドローで楽しめる卓越した風味生成で最高水準なドリッパーKRMA RDA。BF(ボトムフィード)対応であるKRMA RDAの実運用においてフィル頻度がストレスとなる事もなかったわけですが、必ずしもBFで使いたいシチュエーションばかりでもありません。手軽に気軽に身軽にチョイッと使いたい時はドリッパーモードが気楽でイイ。ただもう少しだけ補充頻度が下がってくれればいいだけ。単純にそんな点の解消だけしたいと思って使えるのが兄弟機であるKRMA.GENですが、実のところ単純にRDTA化されているわけではありません。外観以外の全てに手が加わっているようです。

 

 

 

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パッケージ

KRMA.GEN パッケージ

 

お決まりのパウチに封入だ。Mission XVと言えばこれですね。今回クッション材は黄色。それでは早速中身から見ていきましょう!

 

 

内容物

KRMA.GEN 内容物 KRMA.GEN 同梱パーツ類
■ 内容物
  • 1x KRMA.GEN
  • 1x BFピン
  • 4x イモネジ
  • 4x Oリング
  • 4x Airflow Disk/Oリング
  • 1x 六角レンチ

製品詳細

KRMA.GEN の外観

KRMA.GEN 外観:正面

KRMA.GEN 外観:寝かせたところ KRMA.GEN 外観:真上から KRMA.GEN 外観:底面

 

KRMA RDAを憶えているなら、ほとんどそのままのシェイプのまま下部にタンク室を設けられているというのが分かると思います。

そしてMission XVと言えば底面に収納可能なアンチBFプラグが見当たらない事にも気づくかもしれませんね。そうなのです、今回はプラグでの切り替えではなく、一般的なコンタクトピン交換式となりました。ともあれRDTAというスタイルでありながらBFにも対応しているのは嬉しい部分でもありますね。

 

 

 

 

KRMA.GEN 外観:コンタクト部分

 

ピンの突出は0.5mm。付属の六角レンチで「非貫通ピン⇔BFピン」の換装を行う為の穴が空いています。

底面の波状のレーザー印字でコンタクトスレッドまで一部焼かれているのはご愛敬と言ったところか。マスキングしてないとどうしてもキワは焼けちゃう。MODとの脱着に影響はないですよ。

 

 

 

KRMA.GEN の全パーツ

KRMA.GEN 全パーツ分解状態

 

バラシてみると大体こんなパーツ数という感じ。案外多いよね。ベースパーツに引っ付いているポストがネガティブ(負極)。

 

 

 

KRMA.GENはポジティブ部分とネガティブ部分の分布が一般的なアトマイザーとは少し異なります。

一般的なアトマイザーの通電経路としてはコンタクトピンから直繋がりのポストがポジティブ、コイルを跨いでもう一方のポスト及び繋がっている全体、キャップまでもがネガティブです。KRMA.GENはポジティブ部分がとても多い構成となっています。デッキの大部分とキャップがポジティブで外部から見ればタンクパーツで絶縁されている状態です。ネガティブポストはコンタクトスレッドと一体であるベースパーツに繋がっている構造です。

だからと言って取り扱い上は特に気にする必要はありません。しっかりとタンクのチューブパーツがアトマイザー下部まで覆っているので、意図せぬ外部での短絡はほぼ有り得ないでしょう。

 

 

それぞれのパーツをザックリと見ていきましょうか。

 

 

KRMA.GEN の各パーツ

KRMA.GEN ドリップチップ

 

ドリップチップは510仕様。外径は約12mmで内径は約5.5mm、接続部長5mmとなっています。KRMA RDAのものより丸みが付けられ咥えやすくなってます。

 

 

 

 

 

KRMA.GEN トップキャップ

 

キャップ内部はこう。またしてもキズがあったな。Mission XVのこれまで手元に来た製品はいづれも仕上げ等でちょっとした文句の付け所があったりする。あくまで些細なものではあるけど、安価な中華製のほうでは出くわす事が少ない印象ですね。

 

 

 

 

KRMA.GEN デッキ

 

デッキは片側に両ポストが建てられたシングルコイル専用となっています。中央の大きめの穴がエアーの吹き出し口で、サイド吸気のボトムエアフローという構造。

 

 

 

 

KRMA.GEN フィルポートカバー

 

特徴的なPEEK材のパーツはフィルポート(リキッド補充口)カバー。太めのノズルでも挿さるポート径で、小径のほうはエアー抜き。

 

 

 

 

KRMA.GEN デッキのエアー吸気口

 

側面の吸気は貫通穴の両サイドも抉られている事により、よりタイトにドローを調整可能となっています。

 

 

 

 

KRMA.GEN エアホールに装着するディスク

 

同梱のパーツ類。公式にはAirflow Disk Insertsという名称。中央のエアー吹き出し口に装着してエアー量を制限する為に用います。

それぞれ内径は1mm/1.5mm/2mm/2.5mmとなります。

 

 

 

 

KRMA.GEN ディスクを装着した状態

 

今回は1.5mmのを装着して使ってみます。この装着具合が結構緩めなんだな。気付いたら外れたりしてた。Oリングのサイズは悪くない気がするから...難しいところかもね。1段太いOリングだと外すの苦労しそうだし。

 

 

 

 

KRMA.GEN KRMA RDA

 

外観は僅かにKRMA.GENのほうが丈はありますが、ほぼ同様のミニマルなシルエットを保っており、下部に1mLと小容量ながらタンクを備えています。そのタンクセクション確保の為にもデッキ構造は改変され、内部はまったくの別モノといったデザインです。

 

ビルドしてみる

KRMA.GEN ビルド:単線にて

 

デッキとしては特にオリジナリティは無いけれど組みやすいポストデザインであると言える。単線26ゲージを用いて内径2.5mmを8巻して抵抗値は1.0Ωくらい。

 

 

 

 

KRMA.GEN ビルド:ドライバーン

KRMA.GEN ビルド:ウィッキング

KRMA.GEN リキッド補充

 

ドライバーンしながらコイルの整形して、コットンはタンク内部に少し顔を出す程度の長さ、フィルポートからリキッド注入して完了。

 

 

 

タンクパーツを洗浄等で分解する場合、コンタクトピンを抜かなければならない構造となっています。ベースパーツとネガティブポストが固定されている為、コイルが組みつけられた状態では分解出来ません。よってタンク洗浄時はコイルを取り外さなければなりません。

もしコイルを外さずにタンクパーツを分解する場合、底面にあるスクリューを取り外せばネガティブポストはデッキ上に残ります。よってコイルもそのままの状態でおく事も一応可能です。

 

MODとの組み合わせ

KRMA.GEN iStick Pico

 

KRMA.GENは直径22mmですからiStick Picoにも問題なく組み合わせ可能です。実質RDA並みの丈しかないので合わせやすいと思います。

 

 

 

 

KRMA.GEN Luxem Tube MOD

 

18350バッテリーを使用する小型機で使用してもタンク容量1mLに高抵抗な組み合わせは活かせるでしょう。

 

吸ってみる

KRMA.GEN 吸ってみる

 

単線1.0Ω/Airflow Disk1.5mm

 

エアホール全開ではスカスカなドローですね。閉じていくほどに重くはなりますが、重度のMTL派が納得と言えるほどには激重ドローにはなりませんね。程々の重さだから個人的には好ましいドローではありますけど。風味のほうはもう流石KRMAだな、と。濃密、ガツンと濃密でリキッドの風味を余す事なく出口から吐き出されているのは確実で、ギュッとスクイーズされた風味の詰まったミスト生成と言えるでしょう。

 

まとめ

KRMA.GEN エアホール部分の拡大

 

■ 評価:KRMA.GEN

■ Good

  • 優れたシェイプ
  • RDAサイズなRDTA
  • イージービルド
  • 抜群な風味生成

■ Bad

  • トップキャップの熱持ち
  • リキッド保持量は少し不足か

 

 

希少なローハイトRDTA

 

KRMA RDAからエアフローはサイド⇒ボトムへと変更されましたが、どちらも風味生成は極めて良好なアトマイザーです。よりダイレクト感が強いのはKRMA.GENですね。好みやその時の気分で使い分けたい程度の差です。

 

コイル位置が持ち上がった事によるダイレクト感(もちろんボトムエアフロー化による恩恵も大だけど)はトップキャップの熱持ちという弊害を合わせ持ってしまっています。僅か1.0Ωという抵抗値ではありますが、ピッチ早めに吸っているとかなり熱くて吸うのを中断してしまうほど。デッキのサイズから言えば多様なコイルを組み込める設計なのですが、この熱の関係からも結局のところ抵抗値はある程度確保せざる得ないものとなるでしょう。

 

制約のあるなか要素の組み合わせを変えるのは頭が悩むところでしょうね。結局何らかをトレードオフせざる得ないでしょう。

KRMA.GENの魅力は何と言っても名機KRMA.RDAの完成された造形美を崩さずにRDTA化したところ。

1mLという僅かなキャパシティを確保する為の選択結果は「有るようで無いビルド自由度」という着地点に見えます。

他にも前述した通り分解の手間から来るメンテナンス性もKRMA RDAと比べると劣る点と言えますね。

 

実質1mLという乏しいリキッド保持量でも抵抗値1.0Ω程度ならバランス的に悪くない。BFも可能とは言え1mLタンクのみでもドリッパーとして使う事と比べれば格段に補充頻度は減ります。別売のエクステンションパーツで倍のキャパシティにするのも良いですが(実際私も購入しています)、他では得難いサイズ感であるそのままのKRMA.GENで使いたいところですね。

 

公式自らも「豊富なサードパーティ製アクセサリー」と言っているくらいですから、色々と付け替えて今後も楽しんでいけそう。

抵抗値1.0Ω近辺で軽めからライトなMTLまでを好む方に向いているRDTAと言えそうです。

 

製品仕様

KRMA.GEN 外観

 

■ 仕様:KRMA.GEN
  • タイプ|RDTA
  • 大きさ|Φ22x31.5mm
  • 重さ|30g
  • 材質|SUS/Delrin/他
  • リキッド保持量|1mL
  • エアフロー|吸)サイド/吹)ボトム
  • ドリップチップ|510
  • コンタクト|510
  • カラーバリエーション|全1色
  • 製造国|カナダ
  • 価格|¥14,801-
  • 公式サイト|Mission XV

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¥14 2020/1/6 19:11:20
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