DAYWON RDA by MISSION XV|KRMAを継承するドリッパーのレビュー

 

カナダMISSION XVのKRMA RDAに続く新しいドリッパー。

 

 

MISSION XVが2018年にリリースしたKRMA RDAは細かな工夫が凝らされ、その機能性と共に抜群の風味も楽しませてくれました。ホントに美味しいミストを楽しめる数少ない優れたドリッパーの1つかと思う。

 

 

KRMA RDA

KRMA RDAといえば、本体に収納可能な「非BFスクリュー」やリキッドリークを防止する「ステップエアフロー」といった革新的な構造。単線コイルでも濃厚なだけではなく、極めて風味のバランスが良く、柔らかいミストを楽しめる銘機だと思う。

 

そんなKRMA RDAの優れた構造を踏襲した新作が、これからレビューするDAYWON RDA。では、見ていきましょう!

DAYWON RDA パッケージ

 

パッケージはKRMA RDAから変わらず。ナイロンパウチにクッション材という雑貨屋のハンガーに引っ掛けてありそうなカジュアルさがある。

 

 

内容物

DAYWON RDA 内容物

 

内容物一覧

 

  • DAYWON RDA
  • 510ドリップチップインテグレーター
  • 4.5mmボアドリップチップ
  • 24mmビューティーリング
  • 非BFスクリュー
  • スペア|Oリング/イモネジ
  • 工具|六角レンチx2

 

※非BFスクリューは本体に装着されておらず、パッケージ内に転がっていました。たまたま外れたのかもしれませんが、とても小さなパーツですから開封時に注意が必要です。

 

製品仕様

DAYWON RDA

 

■ 「DAYWON RDA」スペック

 

  • タイプ|RDA
  • 大きさ|Φ22x28.2mm
  • 重さ|25g
  • 材質|SUS/Derlin/PEI/他
  • エアフロー|サイド
  • コイル数|シングル
  • リキッド保持量|ー
  • ドリップチップ|510
  • コンタクト|510
  • BF対応|可
  • カラーバリエーション|全1色
  • 製造国|カナダ

 

製品詳細

DAYWON RDA 全長

 

全長が28mm程度と比較的ローハイトめといえる造りとなっています。

 

 

 

DAYWON RDA ビューティーリング

 

DAYWON RDAの特徴としてはビューティーリングが標準で付属しているところです。22→24mmへの拡張となり、大型MODに乗せた際の貧弱感の緩和に寄与します。

 

 

 

 

DAYWON RDA エアホール

 

エアフローはサイドとなり、オーバル1箇所のみのインテークとなっています。

 

 

 

 

 

KRMA RDA譲りのステップエアフロー構造。エアーがインする位置よりデッキ側の出口が低いので、リキッドを入れすぎても漏れにくい構造なのです。

 

 

 

 

DAYWON RDA コンタクトピンのレングス

 

コンタクトピンの出代はKRMA RDA同様にかなり控えめとなっています。メカニカルMODで使用する場合は注意を払いましょう。

 

ピン長はDAYWONが4.5mmでKRMAが4.4mm、ビューティーリングの厚みが0.1mmなので結果としてどちらも同じとなりますね。

 

 

 

 

DAYWON RDA 非BFピン収納部

 

開封時はBFレディ状態となっています。画像の上辺りにある穴がKRMA RDA譲りの「非BFスクリュー」収納部となります。

 

 

 

 

DAYWON RDA 非BFピン取り出し

 

ドリッパーとして使用するには付属のレンチにて取り出します。この収納構造、ホント秀逸ですよね。BF運用時でも別途保管せずに済むのは最高。通常のドリッパーならピン自体の保管を考えなければならないですから。

 

 

 

 

DAYWON RDA 非BFピン取り付け

 

コンタクトピンの中に装着する事によりドリッパーとしての使用が可能となります。回らなくなるところまでキッチリと締め込みましょう。

 

 

 

 

DAYWON RDA デッキのOリング

 

それでは各パーツを見ていきますが、トップキャップとベースの組み付けが非常に固い。Oリングのサイズがあまり適切では無いのかもしれない...。とりあえずワセリンを塗って凌いでおこう。

 

 

 

 

DAYWON RDA トップキャップ内部

 

トップキャップ内部は510ドリップチップ向けアダプターが標準装着。このアダプターの外径って810ではないサイズなのです。なぜこのような造りにしたのか?

 

 

 

 

DAYWON RDA 510ドリップチップアダプター

 

一般的には810サイズを510対応にするためにアダプターを用いる仕様が多いですが、DAYWONのコレは独自サイズであるしDerlin(デルリン)でわざわざ別体としている理由もわかりかねますね...。

 

ドリップチップは外径12mmで内径出口が6mm、最狭部が4.5mmという寸法です。

 

 

 

 

DAYWON RDA AFCリング

 

AFC(エアフロー・コントロール)用のリングパーツもあります。KRMA RDAは1ピース構造でキャップ自体を回転させましたから、大きく変更された部分です。さて、この変更が吉と出るかどうか。

 

 

DAYWON RDA デッキとトップキャップ

 

キャップ内部はエアホール位置決め用の突起があります。斜めにカットされ傾斜した部分がデッキへ被せやすいよう配慮した形状となっているようです。

 

 

 

 

DAYWON RDA デッキ

 

デッキは塗装ではなくサンドブラスト処理されているようです。それもあって開封時からとても綺麗で汚れ一つありませんでした。

それにインシュレーターがPEI製ってのも珍しいかも。

 

構造としては片側に両ポストがあり、その反対側がエアホールとなったシングルコイル専用のサイドエアフローデザイン。

 

 

 

 

DAYWON RDA デッキ

 

エアホールは中央にズイッと寄せられた形状となっています。コイルに近い位置から吹き出す感じとなるでしょう。無駄にチャンバー内でエアーが拡散せずにコイルへ直撃してくれそうです。

 

 

 

 

DAYWON RDA デッキ

 

BF時の吐出口は凸になっておりリキッドの引き戻りが抑制されそうです。

 

 

 

 

DAYWON RDA ポスト取り外し

 

コンタクトピンを引き抜けばポジティブ側ポストを取り外せます。徹底的な洗浄も可能となっているわけですね。まぁPEIの形状からしても下手すりゃパッキリ割れる可能性あるので、あまり外さないのがいいね。

 

 

ビルドしてみる

DAYWON RDA ビルド

 

エアホール部分が出っ張っているからコイル設置の時に少し狭い。画像で見るより意外と狭いんですよ。

コイルリードを事前に折って角度付けておく必要があるかも。むしろそれより前以てリードを必要な長さにカットしておけば問題ないでしょう。

 

 

 

 

DAYWON RDA 余剰リードの切断

 

ポスト部分が中央に寄せられ外周とのスペースがあるので余剰リードのカットも容易。当然キャップへの短絡もしづらいですね。

 

 

 

 

DAYWON RDA ビルド

 

26ゲージ内径2.5mmで7巻して組みました。抵抗値は0.9Ωくらい。両ポストの間隔から見るに、もう少し大きなコイルをビルドしても良さげには見えます。

 

 

 

 

DAYWON RDA コットン

 

ウェル自体は広いですね。浅いけど広め。フワッとコットンを広げるイメージで良いでしょう。

 

 

 

 

DAYWON RDA コットン量

 

コットン長さ・量はこのくらいとしてみました。感覚的にですが割と多めに使えます。まぁ抵抗値に応じた量としておけば良いでしょう。

 

 

MODに乗せてみる

DAYWON RDA iStick Pico

 

ビューティーリングを外した状態なら22mmですから初代iStick Picoにも乗せられます。だけど付けた状態のほうがカッコいいかな...。

 

 

 

 

DAYWON RDA iStick Pico S

DAYWON RDA Druga Squonker

DAYWON RDA MOD101Pro

 

ビューティーリングを装着すると下部が24mmになるので大きめのMODにバッチリ似合います。

切り替えが簡単だからBF運用も気軽に行えて良いですよね。

 

 

 

 

DAYWON RDA Dani Box 21700

 

さすがKRMA RDAを造ったMISSION XVという感じ。素直にカッコいいと思います。

 

 

吸ってみる

 

それじゃあ吸ってみよう!

感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪

 

 

抵抗値は0.9Ω。まずはエアホール「全開」にて吸ってみます。

うん、かなり軽いドロー。スカスカやなぁ...。風味はといえば...少し薄めなでかたかなぁ。

 

少しづつエアホール閉じて吸ってみましたが、リニアにナチュラルに重くなっていく感じが・・・凄い!閉じていくどこかで急に重くなるとか無いんです。

んで、クローズしていくほど風味も徐々に濃厚になってきます。最も絞った状態ではMTLでも吸える重さ。風味も抜群に濃厚っ!

 

 

■ より低抵抗で組むならエアホール開放気味で風味が濃すぎないよう丁度良く吸えるでしょう。

■ 単線かつ比較的高めの抵抗値で吸っても絞れば濃いという、極めて真っ当なドリッパーとなっています。

 

 

まとめ

DAYWON RDA

MISSION XV DAYWON RDA

8/10

 

DAYWON RDA のココがイケてる

 

  • 洗練されたシェイプ
  • ビルド難度は低い
  • 滑らかすぎるAFC

 

 

DAYWON RDA

 

エアフローコントロールが絶妙に使いやすい。風味自体はKRMA RDA同様にとても秀逸です。

ステップエアフローのおかげで過剰気味にドリップしてしまってもエアホールから直接は漏れてはきませんね。エアホールが一箇所なのも個人的には好みですね。

ウェルは浅く見えるけどドリッパーとして使っても不足なかったですね。

 

 

 

■ DAYWON RDA のココがイマイチ

 

  • キャップの装着にやや難あり
  • 一部チッピング有

 

 

DAYWON RDA

 

ドリッパーとして使う際はキャップを外すわけですが、前述のOリング部分の固さも相まってハメづらさがあります。キャップ内部の突起はハメやすいように斜めに傾斜付けてあるのですが、どうにも円滑に行えないですね。ビューティーリングが干渉して邪魔している感もある。

 

トップキャップに一部チッピング(欠け)が見られる。極(ごく)小さなものだが、まず安価な中華製アトマイザーでも見られないものなので...思えばKRMA RDAでも大胆なバリがあったりと、MISSION XVの製造品質は余り高くない面が見られる。

 

実運用面で言えば、エアホールからは漏れづらいが、ドリップの為にキャップ脱着を繰り返す内、内部に付着したリキッドがデッキ外周部分にベタベタ付いてきます(当然ですが...)。Oリングがキツ目だった理由はここから漏らさない為でしょうかね。今のところMODのコンタクトへはまったくの未付着です。

 

 

 

DAYWON RDA

 

KRMA RDAと比べてしまうと良くも悪くもパーツが増えたところの変化が大きい。あまりパーツ数が増えるのは歓迎しないけど、滑らかに動作して完璧なドロー調整が行えるAFCリングの存在は結果良かったと思う。しかしDerlinの510アダプターとしたのかは疑問だ。素直に別体とせずにSUSのまま510で造れば良かったのに...。

 

 

 

DAYWON RDA & KRMA RDA

 

全体として見たらDAYWONのシェイプはとても優れている。しかし22mm径へ固執しているのか、ビューティーリングとせずにこのまま付けた形状24mmで造ってくれればいいのに...。

 

総合的にはKRMA RDAのほうが好みでしたね。やはりパーツ数が少なく完成されている。しかし現状は入手性の問題がありましてね。公式からでも入手したら良いんじゃない?と思うくらい優れてるんですけどね。そこまでは・・・と言うなら入手性の良いDAYWON RDAを買ってしまうのも悪くない。

 

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