
少しづつ進化しているExceedの最新作。
地味な存在ながらシリーズとして新しく出し続けられているJoyetechのExceedシリーズ。たしか前の型はチューブタイプだったか、ポッドタイプだったか。特に決まったスタイルはないようで、どういった区分をしているシリーズなのかわかりかねます。
── 提供|VapeSourcing ──
パッケージ
一応サンプル品なのでリテール品との差異があるかもしれません。とっとと開けていきましょう。
内容物

- 1x Exceed X Battery
- 1x Exceed X Atomizer
- 1x EX 1.2Ω MTL Head
- 1x EX-M 0.4Ω Head
- 1x ガラスチューブ(スペア)
- 2x Oリング(スペア)
- 1x TYPE-C Cable
- 1x User Manual(日本語記載無)
製品詳細
Exceed X Battery の外観
円柱ではないですね。チューブではなくて各柱といったフォルムなのが新鮮だ。20x20mmだけど角の取られ方が独特で、対角は23.4、24.4mmとなっている。長さは73mmと短く余裕で手に収まる。カラーは全5色のバリエーションとなっておりレビュー品はグリーン。グリーンだがエメラルドグリーンといった色味だと思う。パフボタンの押し心地が芳しくなく「パコパコ」といったチープな触覚なのがイケてない。
コンタクトは510仕様でピンはスプリング式。直径22mmのアトマイザーを組み合わせてもそんなに違和感ないんだが、いかんせん面は20mmだから片側に1mmオーバーハングする事となる。
側面にはプレート状のアクセント。
底にはベントホールらしきスリット状になった部分が見える。
USB Type-C 搭載
USB Type-Cポート!2019年になってようやくVAPEデバイスでの採用率が上がってきたかなって感じ。
Exceed Xの内蔵バッテリー容量は1,000mAhとサイズからすれば上等ですが、Type-Cで2A充電すれば僅か30分で満充電が可能となっています。
出力は3段階
電圧等々細かなことは公式にも書かれておらず不明ですが、3段階の出力調整が可能です。それぞれLEDカラーにて判別する仕組みとなっています。
Exceed X Atomizer の外観
クリアロマイザーで直径19mmで高さはドリップチップからコンタクトピンまで48.5mmとなっています。
JoyetechのEXシリーズのコイルヘッド全てに対応しているとのこと。
エアホールはオーバルと丸穴が3つ。
わりと細かく分解出来る構造。タンクパーツはさらに細かく分解可能。
コイルヘッドは2種類同梱されていて1.2Ωと0.4Ωの2種。
トップキャップはチャイルドプルーフ構造。押し込みながら回して脱着となります。
フィルポートからリキッド補充が可能です。
新たなコイルヘッドを使用する場合はリキッド補充してから10分程度は馴染むのを待ちましょう。
使い方と保護機能
■使い方
電源オン/オフ:パフボタンを5回押下。
出力変更:パフボタンを3回押下。
■保護機能
短絡保護/過電流保護/過充電保護/抵抗値異常/連続10秒パフで通電カット
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
■1.2Ω
薄いな。出力モードどれに変更しても濃くは出ないですね...。
■0.4Ω
さすがに低抵抗なので十分楽しめる濃さ。
■ドロー
スカスカで軽いダイレクト・ラングからかなりキツメの重さなマウス・トゥ・ラングまで可能なドローレンジとなっています。丸3穴で吸うのが疲れない抵抗感で0.4Ωコイルの生成する風味とマッチしています。
まとめ
■ Good
- 個性的な外観
- チャイルドプルーフ
- 高速充電
■ Bad
- 無価値な高抵抗コイル
ポッド全盛期に出す意味合いとは
明らかにリリース時期を逸している感がある。見どころはType-Cによる高速充電しかない気がする。もはやこのスタイルで、どこに価値を見出すべきかわかりかねる凡庸な仕様では、とてもじゃあないが今が正に全盛期で活きのよい優れたポッドデバイスが溢れている中では埋もれてしまうだろう。
製品仕様
- タイプ|キット
- 大きさ|117x23.46x24.4mm
- 重さ|98g
- 材質|ー
- バッテリー|内蔵1,000mAh
- リキッド保持量|1.8mL
- 出力|3段階
- 充電|最大2A
- カラーバリエーション|全5色
- 製造国|中国
- 価格|ー
- 公式サイト|Joyetechfa-external-link