Aegis Solo by Geek Vape|18650版MODレギュレーテッドレビュー

 

防水・防塵・耐衝撃を備えたシングル18650バッテリーのレギュレーテッド。

 

 

Geek Vapeの「Aegis Solo」は保護等級IP67の防水・防塵性能を備え、耐衝撃性にも優れた筐体に高性能AS-100チップセットを搭載したシングル18650バッテリーで使えるMODです。

 

既に使っているデュアルバッテリーAegis Legendの使用感や造形が好みであった事から、今回のSoloに関しては久しぶりにプリオーダーして入手しました。

今回のレビューでは簡単な水没テストもやってみますよ!

 

Aegis Solo

 

Aegisは26650サイズを基本バッテリーとするオリジナル版から、ビルトインタイプ、デュアルバッテリータイプとリリースされ、ようやく18650シングル版の登場です。

 

Aegis Soloの特徴
  • バッテリーサイズ:シングル18650にて使用可能
  • IP67防水・防塵性能に耐衝撃性を備える
  • 最新(2019年6月時点)AS-100チップセット搭載

 

現状もっとも優れた選択である21700バッテリーでも使えたオリジナルのAegisは、基本を26650バッテリーとした事からボディサイズが大きめでした。最も小型なAegis Miniはビルトインバッテリーってところで購入者も消極的になりましたし、デュアルバッテリーまでは必要の無い人にとってAegis Legendは大き過ぎだったと思います。

 

そんな中、もっとも基本構成で何故リリースが後回しになったのか?と言わざる得ないところではありますが、ようやくシングル18650バッテリーで使用可能、小型化されたAegis Soloが登場となりました。

パッケージ

Aegis Soloのパッケージ

 

 

Geek Vapeについて


 

中国深センのメーカーであるGeek Vape(ギーク・ベイプ)はAmmit(アメミット)やZeus(ゼウス)といった人気アトマイザーのシリーズを持ち、堅牢性に優れたレギュレーテッドのAegis(イージス)シリーズの他、コイル用ワイヤーやツール類もリリースしています。2016年のAvocado RTA/RDTA以降、精力的に製品をリリースし続けている中堅規模のメーカーです。

 

 

レビューしたGeek Vape製品リンク

 


 

これからの製品も楽しみなメーカーですね。

 

 

 

それじゃ開けていきましょう!!

 

Aegis Soloのパッケージ

 

お馴染みの開封時点から埃まみれ状態でのお届けです。

Aegisシリーズは耐衝撃性を担保する為に筐体全体をシリコンで覆っています。そのトレードオフとでも言いましょうか、とても埃が付着しやすいものとなっています。そして黒いがゆえに付着が目立つというハッキリ言ってしまえば2重苦な欠点を抱えているわけですね。

 

 

内容物

Aegis Soloの内容物

 

内容物一覧

 

  • Aegis Solo
  • Battery Door Assistant Tool
  • USB Cable
  • Spare USB Port Cover
  • User Manual

 

製品仕様

Aegis Soloの外観

 

仕様

 

  • タイプ|テクニカルMOD
  • 大きさ|31.5x41.2x86.4mm
  • 重さ|112.5g
  • 材質|SUS / Zinc alloy / Leather / etc
  • バッテリー|18650
  • 出力範囲|5-100W
  • 電圧|0.1-8V
  • 対応抵抗値|0.05-3Ω
  • モード|VW / BYPASS / VPC / TC(Ni/Ti/SS)/ TCR
  • 温度管理範囲|100-315℃
  • コンタクト|510
  • チップセット|Geek Vape AS-100
  • ファームウェアアップデート|可
  • カラーバリエーション|全6色
  • 製造国|中国

 

製品詳細

Aegis Soloの外観を多方向から

 

なるだけ埃を除去した状態で見ていきます。

 

なんといっても頑丈さがウリのMODです。外観の方向性としては、全体としてミリタリー「調」と言えるギア感のあるスタイルと言えるでしょう。

 

 

ミリタリーと言えば「MIL規格(ミルスペック)」があるように、軍事用途の水準を満たした製品が民生用にも様々販売されています。しかし実際のところ規格を満たしておらず必ずしも頑丈な製品ばかりでは無いところに注意も必要です。

 

当然Aegis Soloにおいてもミリタリー調なだけでMIL規格ではありません。日常的な使用の範囲において他のMODよりは優位である程度と認識しておいて良いでしょう。

 

 

Aegis Soloの表と裏

 

単品で見ていても冒頭書いたようなサイズ感の良さってのは伝わらないと思います。

いくつか大きさが分かりやすいように比較をしてみます。

 

 

Aegis SoloとAegis Legend Aegis SoloとAegis Legend

 

オリジナル版やビルトインな小型モデルは所有していませんので、デュアル18650バッテリーのLegendとの比較です。主に奥行きに大きな差がありますね。

パフボタンなんかはLegendが物凄く良かったので、同じ大きさにして欲しかったところではありますが、全体のバランスを取るために調整していってるんでしょうね。

 

 

 

Kbox MiniとAegis SoloとiStick Pico

 

同じシングル18650バッテリー機と比較するとやや大きめと言えるサイズ感ではあります。

 

 

Aegis Soloを手に持ったところ

 

しばらくデュアルバッテリー機であるAegis LegendやDrag2を使い続けていたからだろうか?Aegis Soloはとてもコンパクトに感じるんですよね。

 

 

 

それでは各部を見ていきましょう!

 

Aegis Soloのトッププレート

 

コンタクトは510規格でスプリング式のピン。アトマイザーコンタクトピンの出代に応じて沈み込んでくれるアジャスト機構です。

 

 

 

Aegis Soloのトッププレート

 

プレートはボトム吸気用のスリットが設けられていないプレーンな仕上げ。個人的にこのボディ比で大きいとも言えるサイズのプレートは好みです。ちなみに26mm径ですから、かなり大きめのアトマイザーまでオーバーハングせずに乗せられますね。いいぞ!

 

 

 

 

Aegis Soloのコンタクト部

 

コンタクト部分の造りは見た目じゃわからないけども、防水の為に内部はパーツ同士の隙間を小さくしてあるんだと思います。防水だけじゃあなく、当然ながらリキッドの侵入にも強いでしょう。

おそらくテクニカルMOD故障の最も多い原因として考えられるのが、このコンタクト部からのリキッド侵入による基板上の短絡による実装部品の破損。電源オフの状態で水が侵入したなら、電源入れないまま乾燥させれば復活する可能性もあるが、リキッドは乾燥しても固着して短絡したまま残るので実質終了しちゃうでしょう。なので侵入させないというのが、一番大事なこととなりますね。その点このAegis Soloには期待してよさげです。

 

 

 

 

Aegis Soloの正面パネル

 

前面パネルはフラットで黒いアクリルが光を反射し映り込みもあるグレアで艷やか。パフボタンとスクリーン、そしてプラス/マイナスボタンが配置されています。

 

 

 

 

Aegis SoloのUSBポート

 

USBポートにて充電(最大1.5A)にて可能です。水分や塵の侵入を防ぐ為にシリコン製のキャップでマスクされた状態となっています。ハメ込んだ手応え(嵌合)もしっかりとしており、スペアも付属していますので良いかと思います。・・・が、そもそもこういったポート自体を取っ払って、より防水性を高めても良かったんじゃないかとも思うんですよね。必要とする人もいるから備えているんだろうけど。

 

 

Aegis Soloのレザー部分

 

背面は合皮に目立つステッチがあしらわれ、その周囲を護るようにガードパーツが装着されています。

 

 

 

Aegis Soloのプロテクト

 

ヘックスローブ4箇所留めとなっており、取り外しは可能。合皮部分は接着されているので交換は不可となっています。

 

Aegis Soloのプロテクト

 

Aegis Soloのガードパーツは樹脂で成形されたものでした。Legendは確かアルミだったはずなので変更されていますね。

落としたりぶつけたりすれば傷付くのはどの素材でも同じこと。軽くなることから樹脂でも問題ないんじゃないかな。

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

底にあるバッテリーリッドはスレッド式で、取っ手を持ち上げて回転させて開閉します。または中央の溝にコインを差しても回せます。コイン溝にベントホールが空けてありますね。

んでね、取っ手で回す場合は結構固めなので指先が痛い!防水の為にスレッド付近に装着してあるOリングにより固い回し心地になっていると思うんですけど。

 

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

同梱された棒(Battery Door Assistant Tool)をこのように取っ手に通して回す事により、それほど力を必要とせず指先が痛くなる事なく開閉が可能という...結構原始的な感じですけど。

外出時にこのような「棒」をわざわざ持ち歩かないでしょうから、ビルド用品を持ち歩いているならコイル治具を使うとか、コインで回せばよいでしょう。キャッシュレス時代待ったなし!とはいえ、まだまだ硬貨は持ち歩いていますよね?

 

 

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

キャップ内側には極性表示もあって分かりやすい。

 

 

 

 

Aegis Soloのバッテリーハウジング

 

内部にも極性表示されていますね。おそらく内部のコンタクト部分もスプリング式になっていると思われます。ハウジング内面はインシュレーターで覆われており、バッテリーの被覆に痛みがあった場合の保険となっています。とはいえ使用前に必ずバッテリーに異常なき事を確認して下さい。

 

それと使用するバッテリーは信頼性の高いものにして下さい。得体の知れないメーカーのモノも普通に流通してしまっています。名の通ったVAPEショップで販売されているものを選べばまず大丈夫でしょう。

 

 

但し、いかに性能に定評があって信頼性の高いとされるバッテリーを使用しても使い方自体を誤ればリスクはあります。

低抵抗過ぎるビルドをして高過ぎるワッテージを掛け続ければバッテリーへの負荷は高まります。Aegis Soloは保護機能を搭載していますが、100%の信頼を置けるものではありません。その保護機能を突破された場合のフェイルセーフとして「ベントホール」があります。

 

ベントホールについて

バッテリーが限界を超えた放電要求により過負荷状態が続くとガスを吹きます。そのガスでMOD内が満たされると破裂して破壊される可能性があります。それをMOD外に効率よくガス抜きする為に空けられているのが通称「ベントホール」という排出口です。

 

先ほどキャップに「出口側」の穴は確認出来ましたが「内部側」にあるはずの出口を確認してみようと思います。

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

キャップ内部側の「面」には空けてありませんねぇ。はて?どこから抜くのだろうか。

 

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

スレッド終わった部分の通常Oリングが被せてある部分をめくったトコロにある「コレ」は取っ手の軸でしたね。

 

 

 

Aegis Soloのバッテリーリッド

 

その傍に1箇所だけある穴・・・ではないな。穴じゃなくて凹みだった。製造上のものかな...?

 

ん~、どこ探してもベントホールが見当たらないぞ!

 

通常、テクニカルMODでもメカニカルMODでもベントホールは設けてあるのが一般的です。

バッテリーハウジングと外部を繋ぐ穴が空いていると、内部への水気の侵入は仕方のない事です。ところがAegis Soloに関しては防水性をウリにしているため、そこんとこの処理はどうされているか気になったのですが...。ちょっと分かりませんねコレ。大丈夫かね?

 

 

 

Aegis Soloへバッテリー挿入

 

ちょっとスッキリしないですが、ここで使用を取りやめても仕方ない。これまでの使用でも正しい運用を行っていた事から、ガスを吹くような事態に陥った事はありません。

 

バッテリーは正極(+)を奥に挿入です。

 

操作方法と保護機能

Aegis Soloのスクリーン表示

 

 

基本操作

 

電源オン/オフ:パフボタンx5

ワッテージ増減:プラスorマイナスボタン

モード変更:パフボタンx3→プラスorマイナスボタンで切り替え→パフボタン長押し

  • POWER(ワッテージ)/ BYPASS(疑似メカニカル)/ VPC(カーブモード)
  • TC-TCR / TC-Ti / TC-SS / TC-Ni

抵抗値ロック:抵抗値にカーソルを合わせマイナスボタン
ロック/アンロック:プラス+マイナス同時長押し

輝度変更:パフボタン+プラスorマイナスボタン
ファームウェアバージョン確認:電源オフ時にプラス/マイナスボタン同時長押し

 

 

VPCモード(カーブモード)

 

Aegis Soloのスクリーン表示

 

P1からP5(計5秒)まで1W刻みでプラスorマイナスボタンで設定。パフボタンでメイン画面に戻る。

 

 

 

Aegis Soloの保護機能

 

 

搭載している保護機能

 

  • 10秒カットオフ
  • 短絡(ショート)
  • 過充電
  • 過放電
  • オーバーヒート
  • 過電流
  • ドライ防止(TC時のみ)

 

 

アトマイザーを乗せてみる

Aegis SoloにBerserker Mini RTA Ammit MTL RTA ZeusXを乗せてみた

Aegis SoloにTengu RDAとKRMA RDAを乗せた画像

 

使用感

Aegis Solo

 

とても握りやすく程よい重さで扱いやすいです。

スクリーン内の情報も見やすくメニュー周りの操作全般、複雑な画面の変遷が無く慣れやすいので、操作性のよろしいMODと言えるかと。

個人的にはLegendのパフボタンのフィーリングが好みだったので、言ってしまえば凡庸なSoloのボタンは面白くないけど...。押しづらいとか反応が悪いとかはありません。

 

世に溢れているレギュレーテッドの一般的に求められている水準は超えている完成度。

エンクロージャーのデザイン面で一歩抜きん出ている感はありますね。

 

 

水没テスト

Aegis Soloを水没

 

簡易的に水没させてみて無事なのかどうか見てみます。IP67のような水深(1m)はないけど全体が水に浸かった状態にして10分程度放置。念の為にバッテリーは抜いた状態でのテストです。

 

 

 

Aegis Soloを水から揚げてみた

Aegis Soloを水から揚げてみた

 

水から揚げて全体的にクッキングペーパーで拭き、細かな部分はブロワーで水気を飛ばしておきました。

そして電源投入して使ってみましたが...

 

動作自体はまったく正常。バッテリーハウジングへの水の侵入も確認されませんでした。

 

まぁこのくらいで動作不良になったら「これで防水ってどうなん?」って事になるでしょう。分かっていたからこそ実行出来たテストです。(んで、バッテリーハウジングへの侵入もないわけだが、それは当然なんだけど、やっぱベントホールはどうなってるんだろうか疑問だね。)

 

 

 

 

しかし・・・

 

 

Aegis Soloのスクリーンに水が侵入

 

スクリーン部分の内部に水の侵入がありました。

おそらく前面パネルと筐体の隙間からの侵入だと思われます。

素人意見をアレコレ言っても仕方ないんだけど、多少とはいえココに入るという事は「ココから更に内側」への侵入もありえるんじゃないでしょうか?このスクリーンからハーネスで繋がったすぐ先に基板があります。その辺りには十分に隙間もあるでしょうし。

 

IP67であれば水深1mですから今回のテストより多少は圧が高まる筈ですから、パーツ同士の隙間からの浸水はしやすいはずです。

そもそもIP67(国内はJIS保護等級)の表現も曖昧さはあるのですが...。動作不良にならなければOKって事なのか、今回のように筐体の部位のどこかに浸水が確認されたらNGって事なのかとかね。

 

とりあえず乾燥剤と一緒に袋にでも入れて放置して水気無くなるといいなぁ...。

→3日ほど放置したら無事に無くなってくれました。

 

まとめ

Aegis Soloを手のひらに乗せた画像

Geek Vape|Aegis Solo

8/10

 

■ Aegis Solo のココがイケてる

 

  • 絶妙なサイズ感
  • 一定の保護性能
  • 大きめアトマイザー径への対応

 

 

とりあえず水没テストの件は置いておくけど...。このサイズ感は率直に言って良いですね。とても握りやすく扱いやすい。機能面でも不足はなく、アレコレと色々出来ないぶん馴染みやすくはあるかな。しかし気づけばシングル18650バッテリーでも100Wの最大出力まで発揮出来るようにしてある製品多くなってきてますね。以前であれば75Wとかだったのに。

 

 

Aegis Soloのトッププレート

 

アトマイザーが26mm径まで乗せられるってのは、24mm径とかだとバランス的な意味でも悪くないだろうし、とても使い勝手に優れるポイントです。

 

 

 

■ Aegis Solo のココがイマイチ

 

  • 浸水テストによる防水性の疑念
  • ベントホールはどこに?
  • 埃が付着しやすい

 

 

Aegis Soloを水に浸けた状態

 

防水性についてはテスト結果通り疑問が残るようなものでした。それとベントホールもね。100W出すまで昇圧出来るって事は(保護機能はあるけど)リスクは少なからずあるわけで...。Legendでは膜が張ったベントホールはあったんだけど、Soloについては見た限り見つからなかった。どちらも安全性や故障に関わる部分なだけに、どうにも微妙な印象が残りました。どこかに空けてあると思っときます。そもそも安全を意識して使うのが一番重要なところ。

 

 

Aegis SoloとAegis Legend

 

通常のMOD同様に水気を避けて、落とさないように気をつけて使えば抜群に良いMODです。

そんな使い方なら他のを選ぶわい!って言うならソレで良いでしょう。今回の簡易テストの結果から個人的にも残念な印象がありました。

とはいえ目の前にいくつかMODが置いてあったら、ついつい手にとってしまう使い勝手に優れた製品だと思いますよ!

 

ご購入はこちら

ー スポンサーリンク ー

TwitterでShuをフォローしよう

こちらの記事もおすすめ