
2018年型ペンタイプスターターは強烈。
今回レビューする「iJust 3 with ELLO Duro」は本来入門的位置付けであるペンタイプの本体に、低抵抗なコイルヘッドを用いるクリアロマイザーが組み合わされたキットです。
提供元:Vape Sourcing
パッケージ・内容物
それでは「iJust 3 with ELLO Duro」開けていきまーーす。
こんな感じでスペアパーツが色々と入っております。スペアのガラスチューブはストレートタイプの一般的なもの。
本体である「iJust 3」アトマイザーの「ELLO Duro」それぞれの取扱説明書に日本語での記載もされています。
「iJust 3」製品仕様
25mmと大きめの径のボディに、この手のチューブとしては大容量にあたる3,000mAhのバッテリー容量。ワッテージを使用者が変更する事は叶いませんが、抵抗値に応じて最大で80Wまで増減するようです。
「ELLO Duro」製品仕様
径が28mmとなっています。ですがこれはチャビーなガラスチューブのサイズでして、そこを除くと26.5mm径です。って結局は大きいですね。
製品詳細
コンタクトは一般的な510のため、お好きなアトマイザーを使用可能です。オーバーハングせずに乗せられるアトマイザー径は『25mm』となっています。
パフボタンもボディ同様にメタルっぽい見た目をしています。
適度な突出で押しやすいとは思いますね。内部にLEDが仕込まれています。

http://www.eleafworld.com/ijust-3/
LEDのカラーでバッテリー残量も表します。ここで見れから確認はしやすいとは思います。
パフボタンの背面には充電用のUSBポートがあります。その下にある小さな穴は充電中に光ります。
底のセンターにはベントが開けてあります。
一応操作方法を説明しておくとしよう。
操作方法
出力変更出来ないワッテージモードしかないので操作方法は極めて簡単。押すだけー。
続いてはクリアロマイザー「ELLO Duro」を見ていきます。
ドリップチップは大口径なレジン製。
リキッドの補充はキャップをスライドしてフィルポートを露出させます。2018年のクリアロマイザーでは標準といってもいいぐらい採用されてる構造ですね。
エアフローコントロールは下部のリングを回して行います。エアホールは3箇所あり、一つ一つが大きいので大風量なのが想像付きます。
コイルヘッドは2種付属。どちらも抵抗値低いです。
どちらもコイルではありません。どちらもカンタル材ではありますが、0.15Ωはプレートにパンチングされたモノ。0.2Ωはメッシュ材。
今回は0.2Ωのメッシュのほうを使用していきます。いづれにせよ最初に使用する際にはコットンに直接リキッドをふくませておきましょう。
一応ストレートのチューブを装着するとこんな感じ。
タンクにリキッドを補充しましたので、しばらく浸透させておきます。
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想は一意見として捉えておいて下さいね。
アトマイザー「ELLO Duro」のエアフロー全開はスッカスカですねー。ギリギリまで絞ってもかなり軽いです。
さて、風味のほうはとにかく「濃い」ですね。メッシュであるから満遍なくコットンに接しており、一気にミストが立ち昇る感じですかね。これはあまり濃いリキッドを吸わないほうが良いかと。クドいんですよ。そういったのが好みならいいんですが、個人的には濃く出過ぎて喉が乾く。
まとめ
○ 強烈な濃風味を発生
もはや濃い味出すためにビルドする時代は終わった。このクラスの風味を出すコイルヘッドが氾濫しています。勿論ビルドするほうがコスパは高いですが、ポン付けでここまでとは・・・
他社でもあったと思うけど、メッシュコイルは強烈に高濃度のミストを発生させます。
○ 強力な出力の内蔵型バッテリー
大前提としてバッテリー内蔵型である。3,000mAhと容量は大きいが、こまめな充電が必要ですよね。少なくなってからだと相当時間が掛かりそう。そこんとこは理解が必要です。
80Wまでの出力は強力。だけど今回の0.2Ωコイルヘッドで吸っていると、それなりにチューブ全体が熱を持ちます。やはりホドホドの抵抗値にビルドしたアトマイザーを用いるのが良いんじゃないですかね。ワンボタンだし操作は簡単。
言ってしまえば「Fog1fa-external-link」の強力版。こういったペン型スタイルが好みで、より濃厚な風味を味わいたい方には適しているでしょうね。
このサイジングなら18650、今なら20700とか21700仕様で出してもいい感じだとは思うんだけど。