
Digiflavorの傑作ドリッパーDrop RDAのシングルコイルバージョン!
とにかく評判の良いドリッパーであったDrop RDAの良い部分を継承しつつ取り扱いやすいシングルコイル対応へと変化したDrop Solo RDA。
── 提供|VapeSourcing ──
概要
Drop SoloはThe Vapor Chronicles YouTubeチャンネルのBrianがデザインしたRDAです。 業界で最高のRDAとして広く推奨されているオリジナルの24mm Drop RDAのシングルコイル22mmバージョンです。
パッケージ
というわけで今回レビューしていくのはこちらDrop Solo RDAというドリッパー。
本記事執筆時点からすればとおくの前に発売されたモノでして、私自身レビューする事はないだろうなぁっと思っていたのですが縁あって手元に来ました。ちなみに元々、というのが適切かはわかりませんが、24mm版のDrop RDAも触れた事がないので比較なんて気の利いた事は出来ません。
白いパッケージの覗き窓から見えていますが、カラーは派手めなゴールドでした。
おやおや、表にはTVCがデザインした旨を示すシールが貼ってありますが、裏の記載には設計と製造はDigiflavorと記載されています。
テンプレ部分を修正せず使用する事からこういった違和感を覚えるハメになるって事なの。ありがち。
特徴
前述通り発売から時を経ていますから、Drop Soloの評判が良好なのは知っています。どういった部分が良いのかは以降詳細に見ていきますが、まずはザックリと特徴を書き出しておきます。
- 2種類のトップキャップ
- 組みやすさ重視のデッキ
- 段階的開放可能なエアホール
- 深いジュースウェル
- BF対応
以上のようなトコロを特徴としてもつようです。それでは内容物から見ていきましょう。
内容物
■ 内容物一覧
- Drop Solo RDA
- BFピン
- 510ドリップチップアダプター
- トップキャップ(PMMA)
- ドリップチップ(PMMA)
- ビューティーリング(PMMA)
- イモネジ(2種)
- Oリング
- 六角レンチ・ドライバー
- 取扱説明書(日本語記載無)
製品詳細
外観
際立つ個性は見当たらないものの、細かく手の入った造形。ドリッパーとしては標準的な体躯と言えそうです。直径も22mmですし。
トップとボトムを見てみます。プレーンなチューブにギザついたトップキャップ。チューブはデッキベースと噛み合わせている事によりエアフローコントロールはトップキャップ側を回転して行うだろう。
ボトムにはコンタクトの他にネジが見られる事から、両ポストとも取り外せる構造となっているようだ。
MODに乗せてみる
エアホール
チューブにはφ1.0程度のエアホールが個性的な配列をとっている。コレは反対面にも存在する。
内部を見たほうがエアフローコントロールはわかりやすい。逆さにしています。
トップキャップの階段状の遮蔽板によりエアホールが段階的に塞がれる。閉じていくほどにエアーの侵入口はアトマイザー下部になっていくという構造。
コンタクトピン
コンタクトピンの出代はキッチリと標準的(0.8mm程度)で申し分ない。
ドリップチップ
標準ドリップチップは810(ハーフインチ)となっており、出口辺りの内径も8.7mmと広め。
510アダプターも同梱しているので好みで使い分ければいいだろう。
デッキ
両ポストが片側に寄せられたデッキ構造。片側に寄せられているにも拘わらず両側からエアーが吹き込むというのが変わっているところと言えるかも。ポスト間に隙間があるから背面からのエアーは通りますね。
ワイヤーホールは3mm角程度と非常に大きく開口されています。例えば26ゲージであれば直径0.4mm程度である事からも、いかに大きなワイヤーでも対応出来るというのがわかるかと思います。
コイルはバーチカルに通す事となり、ビルドのし易さからいっても上から下へと通す事となりそうです。
噛み合わせのある都合上デッキの外径としては一般的な22mm径RDAより狭いです。
しかしジュースウェルは5mmと深くとられており、ポスト占有面積の小ささからも潤沢にリキッドを保持出来ると思われます。
デッキはベースパーツとポストパーツの全てが分解可能となっております。綺麗に作られているなぁ...という印象です。
BFピンへと換装するとかなりの突き出し量がある事がわかります。ここまで吐出口が持ち上がっていれば引き戻り抑制に上手く機能しそうですね。
PMMA製パーツ
同梱のPMMA製パーツはチューブが1.5mm縮められたロープロファイル仕様となりエアホール数も減らされています。それによりチャンバーが狭くなり風味の濃密さは増すのではないでしょうかね。
ただしMOD脱着時、SUS製ベースをPMMAで回転させるってのは、いつかクラックするような気がします。今のところまったく気配はないけど。
ビルドしてみる
24ゲージのNi80線にて内径3mmのマイクロコイルを組んでみました。
ワイヤーホールの上から挿し込んでグイッと曲げてコイルを良い感じの位置にセット。
両端とも上から通しましたが、片側のリードはコイルの巻き方向に従ってワイヤーホール下から通しても良いでしょう。本来そのほうが自然な気がします。
コットンは量多めに設置してみました。やはりポスト占有面積が少ない事からフワッと広げられる気持ちよさがあります。
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
ドロー | 全開時はスッカスカですね。気持ちいいくらい通りがいい。変な音も鳴らない。一番上の列を閉じた状態ではスカスカくらいに全開より少し重くなるけどまだまだ軽い。上2列を閉じると更に一段重くなってきて実に中間的なドローで軽いとも重いともいえない。一番下の1列のみ開放した状態まで閉じるとMTL向きとまではいかないが、重さを楽しめる抵抗感のあるドロー。 | ||
---|---|---|---|
風味 | 実に豊かに濃密な風味を生成してくれています。エアフロー全開時からすでにキッチリと濃さがあり、閉じていくほどに過剰なくらいの濃さになっていく印象。単線のシングルコイルでも十分過ぎるミストを生成してくれるドリッパーは数あれど、確実に上位に位置する素晴らしい完成度だと思いますね。ワイドな出口かつシングルコイルながらここまで濃く出せるってのは...凄い。 |
PMMA製では風味の変化というよりも、唇に触れるキャップの素材が変わる事から吸い心地の変化が大きいようです。
まとめ
Digiflavor|Drop Solo RDA
9/10
■ Drop Solo RDA のココがイケてる
- イージービルド
- ワイヤーを選ばない
- 風味生成能力
- 節度感のあるエアフローコントロール
■ Drop Solo RDA のココがイマイチ
- エアフローコントロールの動作が渋い(SUS)
少し気になったのは、キャップの熱持ちが顕著なところと、エアフローコントロールの回転が固めといったところくらいかな。
PMMA製では熱持ちもなくエアフローコントロールも滑らかで使いやすいです。少しローハイトなこちらのほうがバランス良い見た目ですね。ドリップチップはSUS製に付いていたほうを装着しました。
抵抗値0.8Ω近辺のシングルコイル、DLで使いたいなら良い選択となるドリッパーだと思います!
エアフローを絞って510アダプターでナローなドリップチップを使ってMTL気味で吸うのも良さそうです。
利便性の良いPMMAキャップのみならず、デッキの造りも全体を通して綺麗で隙のない造りとなっていました。
製品仕様
■ 仕様
- タイプ|RDA
- 大きさ|φ22x36mm
- 重さ|35g
- 材質|SUS304 / PEEK / PMMA
- リキッド保持量|ー
- エアフロー|サイド
- コイル数|シングル
- ドリップチップ|810
- コンタクト|510
- BF対応|可
- カラーバリエーション|全3色
- 製造国|中国
- 公式サイト|Digiflavorfa-external-link
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