
味の再現性が高く非常に濃厚なフレーバーが味わえると言われているRDAになります。
どれほどの性能なのか軽く見てみます。
本記事の初出は当ブログが現在のような運用になる以前である初期。すなわち製品的にも随分と時間を経た製品ですが、今でも多くの方に閲覧して頂いていることから未だ需要があるようです。私個人も大変気に入って活躍し続けてくれているドリッパーですので、古い画像をアップデートがてら記事を全面的に執筆し直しました。
パッケージ&内容物
開封してみましょう。簡素なパッケージですけど、これぐらいでいいんですよね。
FLAVOR RDAと堂々と書かれていますので期待が持てます。
■ 内容物一覧
- YURI RDA
- ワイドボアドリップチップ
- Extra Screws & Orings
- 六角レンチ
製品仕様
■ 仕様
- タイプ|RDA
- 大きさ|Φ22x28mm
- 重さ|34g
- 材質|SUS/PEEK/他
- エアフロー|サイド
- コイル数|シングルorデュアル
- リキッド保持量|ー
- ドリップチップ|510
- コンタクト|510
- BF対応|否
- カラーバリエーション|全2色
- 製造国|中国
外観
22mm径のサイドエアフローなドリッパーです。スリーブとトップキャップに隙間が空いているのが個性的。
標準の510接続ドリップチップは内径・外径とも細身でフレーバー重視といったことがわかります。
記事を書いている2017年ではドーム型が主流とも言えるくらい増えてきているトップキャップ内部ですが、2016年のYURI RDAでは結構フラットな形状。
使用しているとわかりますが結構リキッドが付着しちゃいます。やはり天井への付着が抑えられるドーム型のほうが風味上有利でしょうね。この辺りを改良したV2でも出してくれたら即買いしちゃいそうなのですが、Desireというメーカーはどちらかと言えば爆煙傾向にシフトしていっているように感じる現状。
スリーブにはロゴがエングレービングされています。エアホールは3箇所。デュアル、シングルコイル両方いけます。
やはりYURI RDAと言えばデッキのエアホール形状。この斜めになっている形状のおかげでミストをドリップチップまでスムースに運んでくれるのです。
スリーブを付けて内部から見るとこのような感じ。
いわゆるベロシティタイプのポールデザインのデッキです。ワイヤーホールが1ポール2箇所なので、デュアルコイルの足を切断しやすく組みやすいものです。
コンタクト部スレッドは510。ピンの出代は十分にあります。
ビルドしてみる
カンタル28ゲージのスペースドコイルでビルドしました。
高さはこの位。過去何度もビルドしてきたYURI RDAですが、わりと適当に組んでも良い風味を出してくれるタイプの製品です。だからこそヒットしたと言えるでしょう。
コットンはフカフカに削いであります。エアホールとコイルのあいだはエアーを遮らないようにコットンを避けておきます。
ドリップチップ2種はお好みで使い分けしたらいいでしょう。片方はトップキャップ一体型のチャフキャップタイプですね。
低抵抗のセットアップの場合にワイドボアのほうを使用したらいいんじゃないでしょうか。
吸ってみる
それじゃあ吸ってみよう!
感想はあくまでも筆者の主観ですからね♪
それではデュアルコイル抵抗値0.6Ωにて吸ってみます。エアフローは全開で!
美味いですね~♪とにかく風味が良い。キッチリと味を出してくれます。そしてデュアルコイルってのもあるけどミスト量も凄く多い。
エアフロー絞っていきます。
もう1/3位に絞るとギュッと圧縮されたような超濃厚な風味になります。
まとめ
Desire|YURI RDA
9/10
風味は間違いなく出て、各部脱着やエアフロー調整も軽やか。そして価格も安い。
ビルドもシビアに行わなくてもバンッバンに良い味出してくれますので、ドリッパー入門に最適だと思います。
間違いなく買って後悔しない2016年最高のドリッパーです。