
極上のリラックスには、確かな理由がある。
以前より何度か紹介しているCBD製品。ここ数年において小売店やネット販売でも多く見かけるようになりました。
しかしながら馴染みの無さや、その原料となるモノへの誤解によって未体験の方も多かろうと思われます。特にこういった新たなモノ、そして経口摂取する形態により安全性への懸念はあることでしょう。
今回紹介するのはそういったイメージを変えるべく、積極的に安全性の論拠を提示する姿勢をもったブランドとなります。
ヘンプ(大麻)の三大主成分の1つであるCBDは陶酔成分が極めて低い(または一切無く)日本においても「合法」です。研究によりCBDは「痛みの緩和」「痴呆」「ストレス」ほか様々な症状に対し非常に有効性があると認められた成分です。2020年現在、CBD製品は非常に多く販売されるに至り選択肢がとても広がっています。
CHILLAXY(チラクシー)とは?
CHILLAXY(チラクシー)には、CHILL(チル、穏やかに、まったり)& RELAX(リラックス、くつろぐ)という意味があります。CHILLAXYは、ストレスを抱えやすい現代社会の中で、贅沢なくつろぎを提案するライフスタイル・ブランドを目指しているとのことです。
CHILLAXYの特徴として「高品質である」ことが挙げられます。原料の「栽培方法」から「抽出方法」「成分検査」まで高水準な基準を定めています。
CHILLAXYの品質への拘りは公式にサイトに詳しく記載されています。それらから引用して紹介します。
1.THCフリー
成分検査でTHC未検出の製品のみ販売しています
2.北米・欧州産ヘンプ由来
高品質で安全性に優れた産地のヘンプから抽出しています
3.非遺伝子組み換え
すべてのCHILLAXY製品は遺伝子組み換え不使用です
4.農薬不使用
すべてのCHILLAXY製品は農薬不使用の環境で栽培されたヘンプ由来です
5.CO2抽出方法を採用
FDA(アメリカ食品医薬品局)が一般に安全と認められるCO2抽出方法(無毒性の溶剤を使用)を採用しています
6.複数回に及ぶ成分検査
CBD製造工程にて数回の成分検査が実施され、輸入時点で第三者機関での成分検査結果を厚生労働省に提出しています
7.その他原材料も厳選
CHILLAXYのCBDオイル製品は無増加・遺伝子組み換え無しの100%ココナッツ由来のMCTオイルに天然植物由来の香料を使用しています
CHILLAXYはCBD成分の輸入バッチ毎に厚生労働省に輸入許可を得る書類を提出し、食品衛生法27条に基づいて取得した食品等輸入届出済証が厚生労働省から発行されています。
公式サイトには第三者機関の成分証明書が掲載されています。国内での検査はTK製薬株式会社が実施しており、分析試験成績書も掲載されています。
ここまで情報開示している例は稀かもしれませんね。
普段は海外産のリキッドなんか何も気にせずにスパスパ吸ってますけど、ふと冷静になれば成分分析なんて何も提示されてないんだよなぁ。
まぁ、特にヘンプ由来となると海外で抽出されているからサプライチェーン的にも数回に渡る検査は必要だし、なにより文言だけじゃなく検査結果のPDFを掲載しているってのは安心感に繋がりますよね。


前置きがかなり長くなってしまいましたが、ようやくここから製品の紹介に入ります。今回使用してみるのは510スレッドカートリッジ「ゴールデンパイナップル」になります。パッケージはこんな感じ。
ゴールデンパイナップルの製品仕様
- 内容量:1ml
- 原材料:MCTオイル、カンナビジオール/香料
- CBD 30%配合(300㎎)
- サティバ種フレーバー(アップ系)
- 主要テルペン:αピネン、テルピノレン、フムレン
- 北米・欧州産ヘンプのみ使用
- THCフリー
- ボタニカル
- 510規格用リキッドカートリッジ、直径11.2mm
- コイル抵抗値1.2ohm
- 国内最終製造
- 品質保証期限:製造から1年半
製品詳細
それでは開けていきましょう。描いてある通りに筒を押し潰すようにすれば「ンポッ」という小気味よい音と共に蓋が開きます。
これが今回使ってみる製品「510規格CBDリキッド」です。
ベイパーにはお馴染み...いや、今や少数となった細いクリアロマイザーとなっています。Φ11.2mmの全長は61.8mm。510規格という事でバッテリー機との接続が所謂510スレッドとなったものです。このタイプの利点としては好きなMODと組み合わせて使用出来るので、ベイパーならば謹製のバッテリーを別途買わなくても済むところ。
当然と言えば当然なのだけどミストの出口は小径となっています。
AFC(エアフローコントロール)可能です! 片側3穴が2方向にあるので計6穴の吸気口があります。なので最も閉じた場合でも2穴は開放する事となります。
ドロー(吸気抵抗感)としては2穴でもDL(ダイレクト・ラング=直肺吸い)可能なくらいです。というか完全に閉じた状態でも普通に吸気出来ちゃうので気密性はありません。
リキッドの内容量は1mLとのこと。見た感じもっと入っていそうですが、中央のチムニーが太いのでやっぱ実際に1mLだろう。
コイルの入っているチャンバー部分は少し径が太ってて4箇所のジュースホールが空き内部のコットンが見えています。
ゴールドプレーテッドなコンタクト正極。
510コンタクト部分の実測ですが、全長は4.2mm、正極の突出は0.3mmとなっています。いくつかのMODと接続してみましたが、コンタクトに問題はありませんでした。
さて、細長いので似合うか否かは別として、510コンタクトであることからベイパーなら手持ちのMODと組み合わせて使用が可能です。
CHILLAXYにはポッドタイプのラインアップもありますが、今回はこちら、お馴染みの510タイプを使ってみるわけです。

Justfog Compact 14
さすがに組み合わせ的にはこういった小径対応のステルスタイプがマッチすると思います。

DazeOne
こんなのとかね。と言っても所有している人も限られるだろうから、あぁ...先に「ベイパーなら謹製MODを買わなくてもいい」ってな具合に書いたけど、見ため的に言えば素直に謹製一択かも。
吸ってみる
抵抗値の実測は公式スペック通りほぼ1.20Ωといったところ。では吸ってみましょう....と、その前に。
CHILLAXY公式サイトに記載されているのですが、手持ちのMODを使用する場合の注意点があります。
MCT オイルベースの CBD リキッドは気化しやすいので、ULTRAFLO MINIをご使用の場合は2.7v~3.1v、テクニカルMODをご使用の場合は7w前後で設定してください。
ダイエットでも有名なMCTオイルは沸点が160℃と低いので、一般的なリキッドと異なりトビすぎ防止で「かなり低め」のワッテージにて炊くのが良いようです。では吸ってみよう。
ベースとしては「草風味」って感じなのですが、ほのかにフルーティな甘みも漂ってくる感じがありますね。なので苦くて微かに甘いフレーバーとなっています。
鼻から抜くと割とバランス良く作られているのがわかります。が、一般的な風味を楽しむリキッドとは異なりますね。
実際のところ7Wや8W程度の推奨値では「草風味」がメインな感じですね。低め推奨ながらあえて13W程度掛けてみるとパイナッブル的な風味が強くなります。ハッキリ言って掛けたほうがウマイ。が、ここはやはり推奨値で運用するほうがいいでしょう。
CBDをミストで摂取する場合のお決まり事があります。
- リラックス出来る環境で(あとは寝るだけってタイミングが吉)
- 深く吸い込む。
- 肺でしばらく溜める。
- ゆっくりと吐き出す。
これらを守ったほうが、よりCBDの作用を感じやすいと思われます。
舐めてみる
今回はもう1品。キャンディーです。飴ちゃん。


- 内容量: 15個入り
- 原材料:水あめ(国産)、グラニュー糖(国産)、カンナビジオール/香料
- CBD量:1パック当たり130mg
- 北米・欧州産ヘンプのみを使用
- THCフリー
- 非遺伝子組み換え
- 農薬不使用
- 食品等輸入届出済みCBD
- 賞味期限:製造から1年
- 製造国:日本
これもオススメの食べ方があります。
1日3~4粒を目安にお召し上がりください。
噛まずに口の中で、ゆっくりと唾液に溶かしながら、舌に付着するようにお召し上がりください。
これね、めっちゃウマイ。
単純に甘いだけじゃなくて他では味わえない風味なのだ。甘み自体も上品で甘すぎず凄く美味しいグレープ味。さすがCBD入り、そんな甘みの中にも僅かな苦味が混ざってきます。舐めてるだけで気分転換になりますねー。
一粒あたり¥130ちょいすると思うと一見高く感じるけど、冷静になるとコンビニでビッグフランク買うと数分で食べてしまうんだな。このキャンディーは15分以上は保つし、CBDも摂取出来るということで考え方によっては高くないんだな。とにかく、やたらとウマイ。
まとめ
例によって...CBDの体感度合いは大きく個人差がありますし、基本的に家でリラックスしているシチュエーションでの摂取が望ましいという限定的な部分もあるのが事実です。
個人的にはCBDによって貯めているストレスを改善するというより、リラクゼーションの拡張といった意味合いでの摂取を勧めます。基本的な生活習慣を正した状態を前提とし、緊張緩和を通常では得られない段階へと引き上げる補助としてCBDが有用といった印象です。それも人それぞれ捉え方は異なるのでしょうけどね。ま、CHILLAXYでチルアウトしようってことで。
今回紹介した以外にもCHILLAXYにはオイルやハチミツ、パウダーや入浴剤、スキンケア用バームやCBD原料までもラインアップしています。一度公式サイトを覗いてみるといいでしょう。先述通り分析結果も細かく掲載されていますし、カンナビスの歴史についても学べます。かなり情報量多くて詳細です。
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