
2016年の製品です
見た目が好みで前から気になってたんですよね。
ザックリ特徴。
- 24mm径
- シングルとデュアルの2種デッキ付属
- ジューフローコントロール搭載
パッケージ&付属品
筒状ケースだと見栄えいいけど保管で嵩張るの。
ま、ここの拘りなんでしょう。
やたらに多い予備Oリング。
それだけ使用箇所が多いってことですね。
一番左のボルトはシングルデッキでのコイル直下エアホール径を変更するパーツ。
Merlin Mini RTA 外観
本体は縦横の寸が整ったフォルム。
特にドリップチップとチャンバーが特徴的です。
全部バラシ。
左から、ドリップチップ/トップキャップ/フィルポート/シングルデッキ/デュアルデッキ/ガラスチューブ/チャンバー/ベース
それでは各パーツ毎に見ていきましょう。
ドリップチップは肉厚で標準的な内径を持ったデザイン。
トップキャップとドリップチップは510。肉厚でしっかり感があり、回しやすい。
ジュースホールの空いたチャンバー内部はステップ付いたドーム型になっており、薄めに造られています。
デュアルコイル用デッキ。このタイプのジュースホール構造はコットンワークが簡単で好きですね。
底のコンタクトピンはデッキ貫通タイプで金メッキされています。
シングルコイル用デッキは中央の小さい穴からのみエアーが入る仕組み。
画像の方は大きいほう、付属品で述べた方は小さいほうのパーツ。今回は大きい方のパーツで進めます。
ベースから入ったエアーがコンタクトピンから入りデッキ内に吹き込まれる仕組み。
ベースはコンタクトピン貫通タイプで、デッキ装着後の出代は画像通り。
さてビルドしていく前に洗います。
ビルドしてみる
シングルコイル用デッキでビルドしていきます。
チャチャッと進めました。
チャンバー被せます。
組み上げた後はガラスチューブを回せば調整可能です。
はい完成。
エアフローコントロールはこのリングを回して調整。
軽めの動作だし問題なし。
吸ってみる
以降は筆者の感想です
ドロー重~~い
とても吸気抵抗が凄い。エアフローコントロール全開でも重い。絞ると勿論どんどん重くなる。
味の方はフツーな出方。ここまでタイトなエアフローの割には味は濃く出ないですね。
かなり濃い「Quack's」のDIYシリーズを吸ったのですが、特に濃くはないですが風味は楽しめます。
デュアルコイルのデッキでも組んでみました。
う・・ん・・シングルとあまり変わらない
ドローは軽くなりましたが、そこまでスカスカでは無いですね。
風味の方は、そこまで変化無し。
まとめ
質感は価格帯からするととても上質な印象を受けました。各部の動作も軽やかでストレスないですよ。
それと構造上かなり漏れにくいですね。エアフローからの滲みすらまったくないです。
風味・ミスト量、特別どちらかに振れている感のないニュートラルな仕上がりに感じました。
26mm径でも問題ないなら同様の仕様で格段に味の出る「EXO RTA」をオススメしますが、「Merlin Mini RTA」も決して悪い出来ではないんです。
このアトマイザーに限った話しではないですが、各パーツを締める時、あまり力入れずに軽めにしておいた方が良いですね。
2017年6月21日追記
しばらく使ってみてわかったのですが、この子、結構お漏らししやすい...です。コットン量とジュースフローコントロールで凌ぐしか無いですね。
Merlin Mini RTA 製品仕様
メーカー | Augvape |
材質 | 304 Stainless Steel |
タンク素材 | Glass |
径(mm) | 24 |
高さ(mm) | 42.3 |
ジュース保持量(ml) | 2 |
ポスト数 | 2 |
ワイヤーホール数 | 4(デュアル) 2(シングル) |
センターピン調整 | 不可 |
MOD接続スレッド | 510 |
ドリップチップ交換 | 可 |
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