
オーソドックスなタンクすなぁ。
DRUGAのタンクアトマイザー版。しかしながらデッキ構造は別物に変えられてしまっている。
パッケージ
はい、いい感じのパッケージ。
背面も爽やかにグラデーション。さっそく中身を見ていこう。
内容物
- DRUGA RTA
- バブルグラス
- ポストネジ(スペア)
- Oリング(スペア)
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
製品詳細
アウトライン
スッキリとしたフォルムで好印象。直径24mmに対して全長が39.5mmと抑えめなのでバランスがとても良いですね。
装飾としてもトップキャップの刻みがさりげなく、チャンバーのロゴマークも派手過ぎずスマートです。
ドリップチップは810サイズの大口径12.7mmとなっており、内径最狭部は7.3mmと絞り込まれています。
地味ながら滑り止めとして機能する彫り込み。
お馴染みとなるDRUGAのロゴマーク。
エアインテーク(吸気口)は2箇所で対面にあります。長いオーバルで吸気量は多い。
コンタクト部全長は4.4mm、ポジティブピンの突出は0.6mmとなっています。
ディテール
主だったパーツ構成としては5つ。
トップキャップを外すとフィルポート(リキッド補充口)が現れます。大きさも適度で大抵のノズルは挿さるでしょう。
チャンバー内部。天井部分はフラットぎみ。
デッキを真上から。3連のエアホールが挟み込む配置。ジュースホールが狭めだなぁ、という印象。
エアホールは斜め上に向いています。中央で集約されながらコイルに直撃する感じ。
シングルコイル向けで巻方向どちらでもビルド可能。
しかしながらDRUGAと言えば特徴的なポスト構造だったはずだ。タンク化するにあたりまったく変えられてしまっている。
シングルコイル向けではなかったし、タンクの狭いチャンバー内に押し込むのが構造的に無理があったのだろう。
なのであればDRUGAという名前とする意味が薄い。
コイルリードが逃げづらいよう傾斜が付けられています。ネジの太さもバッチリですね。ビルドしやすそう。
ちなみに同梱のバブルガラスチューブを装着するとリキッド保持量が2.4→3.5mLに拡張可能。
ビルドしてみる
サクッとプリメイドコイル使ってビルド。
とにかく簡単。まったくズレたりせずネジを締め込んでいけるので手早く設置完了。
コイルの高さはエアホールの吹き出し向きに合わせます。
サクッとシューレースコットンを通して。
ジュースホールに落とす。ジュースホール径が狭めなのであまり通せません。けど問題ありません。
吸ってみる
やはり軽めのドローなのでエアホールを絞って吸う。
0.8Ω単線シングルコイルですがあまり濃くはない。もっと低抵抗でもいいかもしれない。
まずもって過不足なく特筆する部分もないですね...。
風味としてはIntake MTL RTAのほうが好みでしたね。う~ん、見ためはこっちも好みなんだけど。
まとめ
まずカタチが良いところ。好きです。それだけど使おうって気になる。
次にビルドが非常に簡単なところ。よく見かけるポスト構造ではあるが抜群にやりやすかった。
今回はAWG25の内径3mmですが、まだデッキスペース的に余裕があるので、もう少し大きなコイルで低抵抗を攻めてもいいかもしれない。風味としてはDL(ダイレクト・ラング=直肺吸い)としては標準的なもの。MTL(マウス・トゥ・ラング=タバコ吸い)好きとしては評価しづらい。
リキッド保持量がMTL向けIntake MTL RTAより少ないが、DRUGAは見ためのバランスが良いので仕方ないところかと。
しかしながら先にも書いたが、デッキ構造がまったく変えられてしまっているのにDRUGAと呼んでしまうのは違和感がある。
一体どこにアイデンティティがあるのだろうか...。
製品仕様
タイプ | RTA |
大きさ | 24x39.5mm |
重さ | 40g |
材質 | SUS/Peek |
エアフロー | トップ吸気ボトム排気 |
AFC | 可 |
リキッド保持量 | 2.4mL/3.5mL |
ドリップチップ仕様 | 810 |
コンタクト仕様 | 510 |
カラーバリエーション | 全3色 |