
USAのMOD屋さんasMODusのテクニカルMODのレビューになります。
※一部画像の差し替えを行いました(2017/6/11)
※一部画像の差し替えを行いました(2017/7/2)
ざっくり特徴
- デュアル18650バッテリーで動作
- 最大出力180W
- タッチスクリーン搭載
- カーブモード搭載
パッケージ
コンパクトなパッケージとなっています。
付属品
■ 付属品
- Micro-USBケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
- コーションカード
ケーブルは最初バッテリー部に収納されています。
ファームウェアアップも可能ですので、その際使用します。ポートからの充電も出来ますが、2本分の充電をするのは時間も掛かるでしょうし、素直に充電器使った方がいいですね。
状態が劣化した電池を使用して起きた損害についてASMODUSは関知しない、そのように記載されています。
使用前に電池のスリーブ(被覆)や端子(コンタクト部)に劣化が無い事を確認しましょう。
製品詳細
パフボタンが大きくて押しやすいのが良いですね。
ボディはマット(非光沢)な外観でラバーの柔らかでヌメっとした手触りが非常に気持ちいいです。
ご覧のように埃が付着し易いです。
これは材質上しようがない部分ではあります。
パフボタンは大きく押しやすい。クロームな質感の表面にasMODusのロゴが印字されています。
背面はasMODusのロゴのみとシンプル。
トップの接続は510スレッドでスプリング式のコンタクトピンとなっています。
底はベントホールが15個設けられています。
穴ズレてるね...わざじゃないよな...NC加工時のズレか...。
バッテリーが限界を超えた放電要求により過負荷状態が続くとガスを吹きます。そのガスでMOD内が満たされると破裂して破壊される可能性があります。それをMOD外に効率よくガス抜きする為に空けられているのが通称「ベントホール」という排出口です。
底面フラットなところに空けられているので、出来れば凹ませてスリットとかが設けられていれば、立たせた状態でも円滑にガス抜き出来るでしょう。そこんとこ少し残念。
バックパネルをパッカーンと外すします。
電池は直列で繋がります。向きが判りやすく書いてありますので間違えないように。電池は同じ製品を2本を使用しましょう。
使用頻度に差があるのも望ましくありませんので、出来れば同一新品2本を使用で。
これは必ず守って下さいね!
私は他のMODで使用する電池と区別するのにテープを貼っておきました。この2本はMinikin2専用で使用するためです。
電池の取り外し易いようにバンドを通します。
丸っこくて凄く握りやすくてコンパクト。流石に電池2本使用するので結構な重さではありますけどね。
いや~しかしこの手触りタマランわ!
操作方法
このMinikin2、クラプトン等の温度上昇に時間が掛かるワイヤーを用いるのに非常に適している機能を有しています。
簡単に見ていきます。
タッチスクリーンなので慣れるまではもどかしさがありますが、慣れた後は通常の物理ボタンのモノが億劫になるくらい気持ちよく操作可能ですよ。
そのままタップしてもロックが掛かっています。
画面を上から下にスワイプしてロックを解除、すると画像の3項目が表示されます。
MODEを押して「PWR」を選びます。このモードは「VW」モードですね。ぶっちゃけ私はこのモードしか使わないと思います...。
「COIL」は温度管理用の線材選択、「TCR」と「TFR」は係数指定や温度カーブ設定らしいですが、使用しないので詳細不明です。
メーカーもある程度の数値の指標くらいは掲示して欲しいなぁ。
ワッテージ設定とカーブ設定。
このカーブこそが本機種の最大のセールスポイントだと思ってます。
時系列で5つ、温度を好みに設定出来ます。上から"P1⇒P2⇒P3⇒P4⇒P5"となっています。
"P1"のW側を押すとワッテージを指定出来ます。先に述べたようにクラプトン等の立ち上がりにくいワイヤーの場合は初めにガツっと出力上げていきたいので、高めの設定にします。パフボタンで決定です。
次は"P1"の"S"側を押します。先に設定したワッテージを何秒掛けるかを設定出来ます。
これは自由度高いですよね。
有名なDNAチップセットならもっと詳細な設定が可能なのですが、いかんせんPC上でしか設定出来ないのがネックなワケです。
その点Minikin2はMOD単体で出先でも簡単にセッティング可能なのが非常に使い勝手が良いですね。
製品仕様
- Requires two 18650 sized batteries
- Accommodates Attys and tanks up to 25mm
- Touch screen type: Capacitive screen
- Wattage range: 5.0 - 180.0W
- Wattage range (TC Mode): 5.0 - 120.0W
- Atomizer ohm range: 0.1 - 2.5 ohm
- Max output voltage: 7.5V
- Peek output current: 45A
- Temperature control range: 212° - 572°F / 100°C - 300°C
- Charging parameters: DC 5V/1A
- Upgradeable system
まとめ
25mm径アトマイザーがツライチで乗っかります。画像の「EXO RTA」は下部が25mmなので綺麗に収まっています。
重量はかなりありますが、その分出力に余裕があってワッテージカーブ機能が非常に魅力なMODです。
ホントーにおススメなMODですが、褒めてばっかりもアレなんで気になった点も書いておきます。
・質感ゆえに乗せるアトマイザーを選ぶ
ラバーでマットな表面のため、アトマイザーとの質感の差がどうしても出易いです。まぁ、神経質でなければ気にはならない部分でしょうか。
・ワッテージカーブモードのメモリー機能が欲しい
乗せるアトマイザー毎にカーブの変更するのは時間が掛かるので、3パターンくらいメモリーして使用時に選択出来たら利便性上がるよね。
マルチメモリー機能は是非とも欲しいところだけど、現状かなりおススメ出来るテクニカルMODだと思います。