
極小Modは新しいボディを手に入れた。
ロシアAmerPoint製の極小ModであるColibriシリーズに初となるボックスタイプが追加されました。
18350バッテリーを使用するボックスMODでは最小の部類でしょう。
いつもはパッケージから見ていきますが、いつもながらColibriは(おそらく)ショップの付けてくれる巾着以外になにも無いので割愛します。
早速仕様から見ていきましょう。
製品仕様
■ Colibri Mini Box スペック
- 大きさ|25x31.5x55.5mm
- 重さ|54.3g
- 材質|SS / アクリル / 他
- 使用バッテリー|18350
- コンタクト|510
- 過放電保護搭載
- 製造国|ロシア
あとで小型MODとサイズを比べますが、ボックスMODとしては最小の部類です。
メカニカルModではありますが、従来のColibri同様の基板を搭載しているようです。バッテリー劣化ゾーン手前で通電カットしてくれる仕様も同じです。
外観としては先に登場したColibri Stone同様にアクリルを基調としたものです。
現状は黒系と青系の2色展開ですが、混ぜものなので模様は個体毎に異なります。とはいえ使用しているアクリルは色や形が大きく違いのないものを混ぜているので、柄もそこまで異なることもなく、大体似た感じに仕上がっていると思われます。
製品詳細
正面はヘアライン仕上げでベターとした印象。
極小サイズだから内部にもスペースもキツキツだろうし、従来と同じ基板を使用していることからも難しいのだろうけど・・・せめて通電状態がわかるようにLEDが1箇所くらいあってもよかったかと思う。せっかくボックス化して少なからずサイズアップしているんだから、それくらいの変更は加えてくれてもねぇ...
まぁ、あえて過放電保護しか搭載していないメカニカルなわけで、無駄ともいえる要素の無さが良いわけですけどね。
機能増えると故障率上がるっていう、高級車(高グレード車)ほど故障率高い理論な...そんな感じ。
アトマイザーがオーバーハングせずにピッタリフィットするのは22mm径です。
ベースからハミ出しても筐体からハミ出なけりゃいいんじゃ!っていうなら25mmまでOK。
基板搭載位置が変更になった為、これまでのチューブColibriのペラい板状接点から、しっかりとしたコンタクトピンに変更されています。
パフボタンは正面プレート下部辺りになります。その辺りが押せばカチカチと手応えがあります。
従来のColibriのようなボタンが正面上辺りにあったほうが見た目のバランスは良かったんじゃないかな。下の方だから押しにくいとかはありませんけど。
バッテリーの蓋はColibri V5以降と同じアジャスト可能な構造です。これによりバッテリー毎の微妙な長さ違いを吸収してくれます。
大きく異なるのは挿入するバッテリーの向き。
従来とは逆でアトマイザー側に正極がくるようにセットするようになりました。一般的なボックスMODと同じですね。
回しすぎると内部に蓋が落ちていかないか不安。試す勇気もない。誰か試して結果教えて。
内部。
アトマイザーとのコンタクトからパフボタン側に伸びるケーブルが見えます。
サイズ比較
大きさとしては極小レギュレーテッドの決定版Mini Voltとほぼほぼ同じ。
以前からMini Voltサイズで18350脱着可能なMODが欲しいと思っていましたが、遂に登場したわけです。レギュレーテッドではないけどね...
名称 | Colibri Mini Box | Mini Volt | Mr.Q |
幅(mm) | 25 | 22 | 22 |
奥行き(mm) | 31.5 | 35 | 33.5 |
高さ(mm) | 55.5 | 56 | 62 |
重さ(g) | 54.3 | 99 | 75 |
チューブ型ならColibriより小さいのも存在するかもしれないけど、ボックス型だとほぼ最小の部類じゃないでしょうか。
アトマイザーを乗せてみる
「Bambino RDA」✕「Colibri Mini Box」
極小コンビでお似合いです。最高じゃん。
「Gabriel RDA」✕「Colibri Mini Box」
22mm径で丈の短いものなら似合いそうですね。まぁなんでも好きなの乗せればイイ。
使用するバッテリー
KeepPowerの新しい1,200mAは18350としては大容量バッテリーでColibri Mini Boxで使うには最高です。
というより来るべき極小MODブームでは必携のバッテリーでしょう!
でも安全のために抵抗値は低くても0.8Ωまでにしておきましょう。18350のどのバッテリーでも定格電流は大したスペックじゃないんで。
正極を奥で挿入。まったく問題なく蓋も閉じれます。
まとめ
という事でColibri Stoneに引き続きアクリルを用いたボディが小洒落た極小MODです。
樽型のColibri Stoneと比べて、乗せるアトマイザーとのビジュアル的マッチングは緩いでしょう。言ってしまえば普通のボックスMOD同様に合わせやすい。
Colibriシリーズ初のボックスMODです!それだけで素晴らしい!!パチパチ~。
だけど・・・あえてネガな点も書いておきます。もしColibri Mini Box V2が出るとしたらこの辺が改良されていたら嬉しいという願望を込めて。
■ Colibri Mini Box の惜しい点
- 18350バッテリーなので抵抗値も高めでしか使用出来ない(仕方ない事だとはわかっています)
- これまでと異なり基板の交換不可(そもそもボックスMODなんて基板交換出来ないのが普通ですけど)
- ボックス化するなら(先に書いた通電LEDや電源スイッチ機構などの)付加要素があっても良かったよね
- ハチドリが居ない
でもシンプルだからこその魅力。
これまでのチューブ型のColibriも素敵ですが、ボックス最小サイズでバッテリー非内蔵タイプのColibri Mini Boxは良き相棒になってくれそう。
▼未読ならついでに読んでね▼
ご購入はこちら