
24mm径タンク「MANTA RTA」のレビューです。
設計製造は ADVKEN により行われ、2種類のガラスチューブが付属されています。
JD TECH が「Manta RDTA」ってのを出していますが、たまたま “マンタ被り” なだけで関係性はないと思います。
提供元:Vapesoursing
パッケージ・付属品
お決まりの英語圏を意識した警告文が書かれたコンパクトなパッケージ。正直言って側面とかの記載ではアカンのだろうか?と感じてしまう。
せっかく綺麗な絵柄とか印刷してあるのに...
さっそく開けていきます。
まずSNSカードとクロスが置かれていました。
付属品
- 予備イモネジ
- 予備Oリング
- ガラスチューブ(3.5ml)
- 六角ドライバー
- クロス
製品仕様
材質 SS
直径(mm) 24
高さ(mm) 46
重量(g) 45
タンク容量(ml) 3.5/5.0
ポスト数 2
ワイヤーホール数 2
ドリップチップ交換 可(810)
外観
最初から装着されているガラスチューブは 5ml 用の太っちょタイプ。
ダサいと思います(主観)
ドリップチップ
PEI 製で810接続のドリップチップ。内径は結構絞り込まれています。昨今はサードパーティ製ハーフインチのドリップチップも普及しているので、まぁ個人的にはいいかなと。510 使いたい場合もアダプターとかも普通に売っていますし。ここだけ見るとクラウド寄りなタンクなのかな。
トップキャップ
滑り止めのつもりか、なにか未来的な造形のトップキャップです。
実際、こうボコボコしていないと開閉し辛いのは事実。
チャンバー
ここにマンタが彫られています。アレ?チムニーがキュッと絞られていて風味重視なのかな?
オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)Manta birostris(英名:Manta ray、マンタ・レイ)は、トビエイ目トビエイ科Myliobatidaeに属する世界最大のエイ。マンタと呼ばれることが多い。大きいものでは体の横幅8m、体重3tに達する。熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べる。ダイビングのほか、いくつかの水族館でも見ることができる。毒針は無い。
チャンバー内部はドーム状になっていますのでミストが集約してドリップチップまで運ばれるでしょう。
デッキ
金メッキが施された異型なポスト形状。ホール形状の兼ね合いもありますが、上下のホール高低差が結構ありますね。
エアホールは片側2箇所づつ。デッキ中央のポストに開けられた穴は下部で繋がっており、そこからもエアーが入ることによる補助的な役割とのこと。
エアー吸入口は片側3穴づつ。
コンタクトピンの出代はこんな感じ。
ガラスチューブ
ガラスチューブは2種付属しており、標準的なストレートのものが容量3.5ml、チャビー(太い)なほうが5ml。
太い方のチューブは落下時にデッキ部やトップキャップ部より突出しているので、まず接触してしまいます。
ビルドしてみる
シンプルにカンタル26ゲージのマイクロコイルにて組みました。
初ビルドでよくわからないので高さはこのくらいにしました。
供給を考えてコットン量は少なめにしてみました。
この時点でリキッドをふくませておきます。
チューブとフィルポートを装着しようとして気付きましたが、フィルポートの厚みが無さ過ぎてとても閉めづらいのです。
キッチリ締めたあと、チャンバー下部は隙間が空きます。そこにジュースホールがあります。
タンクにリキッドを補充してトップキャップを装着します。
今回はストレートなほうのガラスチューブを使用します。
吸ってみる
以降は筆者の感想です
抵抗値 0.5Ωに 29W でエアフローコントロール全開で吸ってみます。
濃さ
濃いめだけど濃すぎない。個人的には丁度よい出方。
風味解像
なかなかに細やかさあり。高めの解像感。ハッキリ言って美味い。
ドロー
全開でスカスカ、絞れば“激重”まで対応可能。スムースな吸い心地。
漏れ耐性
漏れにくい。大きな開口のわりにエアホールからの漏れは少ないかと。
まとめ
特別見た目に個性があるわけでも構造もフツーな感じなのですが、味は良い!とっても良い風味を吐き出してくれます。
これはセンターホールの効果なのかな。
見た目が気にならなければ太いほうのチューブで 5ml の容量を保持出来るので長持ち。
ドリップチップのサイズから最初はクラウド寄りの爆煙器かと思ったのですが、実際はかなりフレーバー重視と言えます。
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